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3話 女神リーヌの異世界プレゼン

読んで頂き、ありがとうございます。


「これから先の事を説明するね」


リーヌは指を鳴らす。

すると二人して瞬間移動する。

本当は中級神の力を持ってすれば、全くの動作無く魔法も使用可能である。

指を鳴らしたのはリーヌの只の見栄である。



場所を移し現れたのは行列。

人の行列である。

様々な人種、老若男女の人々が並んでおり、その先には受付がある。

背中に白い翼を持つ少女天使達がせかせかと忙しそうに受付業務を行っていた。

赤子や幼い子供達には一対一で受付を行っている。



「ここは一般の輪廻転生の受付よ。

善行、悪行の問診による数値化。

その数値で来世への影響が出るわ!


あそこの受付の女の子達。

あの子達は階級としては天使級ね。


階級は下から、天使級→下級→中級→上級→最高神様の順よ。


私は中級ね!」



「リーヌ様は丁度真ん中の位なんですね。

せっかくなので質問ですが、それぞれはどんな役割何ですか?」


「急ぎでは無いので質問OKよ。

下から順に

天使級、受付・清掃・案内等の通常業務。

下級神、一つの世界の管理・監視。

中級神、下級神10人の世話役・イレギュラー対応。

上級神、下級神・中級神の総括・最高神様への報告。

最高神様、世界の創造と破壊。


こんな所かしら?

ちなみに一正君への対応はイレギュラー対応よ。

人生二人分の善行、内一人分はトップクラスですからね。」


「ありがとうございます。

参考になりました!」



「それじゃあ次ね!

普通だったら記憶のリセットをして新しい人生への輪廻転生を行うわ。

でも一正君の場合、まだまだ若いし、やり残した事もあるよね?」


「そうですね。

せめて老衰する位は生きていきたいですね。」


「分かったわ。

今回の場合、記憶リセットはせず、そのままの転生になるわ。

ただその場合、元の地球での転生は出来ないの。

天界のルールに抵触しちゃうのよ。

最悪、世界を監視してるシステムにエラーとして抹消されちゃうの。

そこは我慢をお願いね。」


「はい。

流石に抹消は怖いですし、仕方ないかなぁー、とは思います。

それで、どんな世界があるんですか?」



「うーん、ちょっと待ってね。」

また胸元から本を出すリーヌ。


「えーとぉ~

今、空きがあって、お勧めなのは…


1、猿の世界

これは今の世界の猿版ね。

発展具合が地球と酷似しているから適応しやすいわ。

2、剣と魔法の世界

文化レベルは発展途上だけど、魔法は使って見たいでしょ?

魔物が人類共通の敵だから、国同士は比較的安定しているわ。

3、昆虫文明

この世界は既に宇宙進出を果たしているよ。

強靭な肉体や適応力、繁殖力が特徴ね。

既に7つの惑星を母星として活用している機械発展の昆虫文明。

4、勇者信仰の世界

時代は発展途上の中世ヨーロッパレベルよ。

この世界には魔王がいて、勇者を召喚して魔王討伐をお願いする世界なの。

勇者になれるわよ!

5、ランダムよ

ルーレットで全ての世界から一つを選べるわ!


さぁ一正君!どれが良いかしら?」



悩む一正。

「俺は…」


読者様なら何番の異世界を選びますか?

是非、コメントお願いします。


人気な異世界がありましたら、そこから新作出来るかも?

昆虫はちょっと勘弁ですが…

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