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ドラゴンとの出会い3

読みやすいように「」の前と後ろに空白を入れました。

金が足りない。足りないと言うよりはない。銅貨1枚もない。そして、野外実習に加えてリアとの戦闘で俺の腹は限界に近いぐらい減っていた。


「急いで、冒険者ギルドに行きたいが、クロス達に見つからないように遠回りして移動しないといけないからな」


そこであることを思いつく。


「なぁ、リアここら辺のホーンラビットや魔猪は、た、食べれるのか?」


「え?食べれますよ?それも、結構な美味しさらしいですよ」


「まじか。あのうさぎ達そんなに美味いのか.....あ、だから学校の先生たちもこの野外実習を楽しそうにしていたのか」


生徒が狩った魔物は教員に渡すことになっている。そのあとは俺たちは知らなかったが、そういうことだろう。先生たちがそこまでして欲しがるのだから、それは美味なことだろう。


「決まりだリア、ホーンラビットを狩るぞ!」


「あ、はい。私の求婚もそれぐらい元気よく返事してくれると嬉しかったです」


「はいはい、それじゃ食料確保に行くぞ、ついでに素材も集めれば冒険者ギルドで売れるかもしれないから、素材も集めろよ」


「頑張ります....」


それから俺たちは、ホーンラビットを狩りまくった。狩りまくったんたが、獲物はそこまで多くなかった。理由は.....

ドカーン、ボカーンそんな破壊音が響く。


「.....おいリア、お前威力を調節する気あるのか?」


「え?手加減してるじゃないですか」


「それで手加減してるのか、手加減っていうことを覚えさせないとな.....」


それからはリアが手加減を徐々に覚えてゆき、ホーンラビットをたくさん狩ることが出来た。気づくとあたりは暗くなり始めており、夜が来たことを知らせる。


「暗くなってきたしここら辺で、辞めないとな。おーい、リアここら辺でやめにして野営の準備に入るぞ」


「わかりました、では私は小枝などを集めてきます」


そういうとリアは気の近くに走って行く。


「さて、俺はテントでも立てるか」


そう言って()()()()を開ける。

そこに手を入れて引き抜くとその手にはテントの布と支柱になるであろう鉄パイプのようなものが握られていた。


「よし、これでっと」


俺の前には緑色のテントが()()()()()()()。テントを見ていると横から声がかけられる。


「あれ?なんかテントがたってるんだけど、さっきまでなかったよね?」


リアは不思議そうにこちらを見て、何かやったね?と言いたげな目でこちらを見てくる。


「あぁ、空間魔法に入れていたものを出して立てただけだ」


「立てただけって、しかも空間魔法ってすごく扱いずらいし、覚えることもほとんど出来ないと言われてるんですよ?」


「まぁそこは気合でぱぱっと」


「気合いで済まされる話では無いです、もう、後でそのバカげたステータスを見せてもらいますからね?」


「はいはい、冒険者登録の時にでもな」


そう言ってリアが集めてきた小枝に火をつける。横を見ると温かさに顔を弛めているリアがいたが、そんなことは気にしずにホーンラビットを解体して火で焼く。するとウサギ肉から油がのった肉汁があふれでて、焚き火に落ちる。ジュワァという音と共にウサギ肉がいい焼き加減にやける。


「ほらリアこっちはお前用な、味付けはないがめっちゃ美味そうだぞ!」


興奮気味でリアに問いかけると、リアはウサギ肉をじっと見つめながらヨダレを垂らして目を輝かせている。


「ヨダレ垂らすぐらいなら早く食べろよ」


「いえ、こんなに美味しそうになるんだなと」


「え?竜族って焼かないの?」


「はい、大体いつも竜化しているので焼くよりそのままかじりつくのが普通ですね、焼くのめんどくさいですし」


「うわぁ、竜族って面倒くさがりなヤツらが多いのな」


「まぁ、そうですね、竜族にとって強さが全てですから、それよりも!はやく食べましょう!この匂い、もうたまりません!」


ガブリッ プルプル


「俺もっ」


ガブリッ プルプル


な、美味すぎる!この溢れる肉汁!噛めば噛むほどにうまさが口の中に溢れ出てくる!証拠にさっきからリアがうますぎて涙が溢れて体がプルプルしまくっている。

そして15分後、あれほど狩ったホーンラビットは俺とリアの体の中に収まっていた。


「いやー、食った食った!腹いっぱいだ!」


「そうですね!こんなにおなかいっぱいになったのは久しぶりです!」


「さて、夜もそろそろ遅くなるし寝るとしよう。リアはそっちな俺はこっちのテントで寝るから」


「え?なんで一緒に寝ないんですか?」


「逆に聞くけど、なんで一緒に寝ると思ったんだ?」


一緒に寝ることがさも決定みたいに言うリア、そしてそれを断ると、悲しげにこちらを見つめるリア。がそんなことは気にもとめないようにそそくさとテントの中に入る。


「ふぅ、あいつと寝ると俺の理性が持たん。」


リアはリア自信が言っていたが、かなり、いやとてつもなく整った顔立ちをしている。それはもう、街を歩けば10人中10人がこちらを振り向くような顔立ちだ。そして胸も結構ある。そんなリアと一緒に寝ると、理性は我を忘れてしまい暴走する自信がある。そんなことから、一緒に寝ることを断って一人で寝ることにしたのだ。


「今日は色々あったから疲れたな、そろそろ寝か......」


そして疲れきって重くなった瞼を閉じる。意識が遠ざかっていく、そんな朦朧としたした意識の中で何かが動く音がしたが気のせいだろうと思い意識を暗転させる。


ステータスはまだでした。次話で今度こそはステータスを出したいです。お楽しみに。色んな間違い部分や「」などの編集を行いました。読んでもらっている人に読みやすいように作っていきますので。よろしくお願いします。

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