表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/14

野外実習2

クロスに連れていかれて騎士育成学校アルファードの教室に俺らはいた。


「じゃあこの4人で決まりでいいかな?」


「そうね」


「おっけー!」


この4人というのは俺、クロス、そして残りの女子2人、黒髪ロングでちょっとクールっぽい女の子がクロエという女の子で剣に自信があるらしく、腕前もなかなかのものだと学校内では結構な有名人である。

そしてもう1人、茶髪のショートボブの元気っ子、名前をレナという。愛嬌がありクラスの人気者でいつも笑顔を振りまいてマスコット的可愛さから校内では妹にしたいランキング不動の1位を独占しているこちらも有名人だ。元気っ子なのに、拳で戦うとかではなく、魔法が得意らしい。魔法の発動時間が短く、威力もかなりあるらしく、先生たちからも人目置かれている人物だ。

そこに校内を歩けば桃色の声が上がり容姿、実力どちらも超一流のクロスがいるのだ。性格もよく、人当たりもいいこんな完璧人間がいるのかという感じだ。

その3人とパーティーを組むことになった俺はと言うと、成績は中の中、容姿も中の中、友達はおらず、目立ったことなど特にない。そんな俺がこの3人と組むということは、良くも悪くも周りからの目が凄いわけで


「なんであんなのがあの3人のパーティーに......」


「おこぼれ預かりたいだけだろ?」


と、そんなことを周りで言われる俺の身にもなって欲しいもんだ。そう思いながら3人を見回すと、クロエはめをとじ、チラッチラッとこちらをちょくちょく見ている。

レナはと言うとクロスと楽しそうにおしゃべりしている。そんな状況を眺めている俺。

とそこでクロスが


「よし、じゃあ明日はよろしく。」


そう言ってクロスはクロエの方に行き、なにかを喋ってから俺と寮に戻った。

寮に戻ってから俺は疑問に思っていたことをクロスに聞いた。

「なぁクロス?なんであの二人なんだ?」


「うっ、い、いやあの二人は強いって噂だし、ならその2人と組めば野外実習もみんなでいい実績を残せるんじゃないかとおもって....」


「なるほど...」


クロスはちょっと何かを隠しているような素振りを見せながら、もっともな理由を述べた。


「まぁいいんだよ!そんなことより明日に備えて早く寝ようか!」


やはり何かを隠しているような感じがするが、まぁいいだろう。


「そうだな、じゃあまた明日な。」


「うん。じゃあおやすみギル。」


「あぁ、おやすみ」


そう言って俺の部屋から出ていくギル、明日は野外実習だ。今のうちに休んでおこう。そう思って、俺は瞼を閉じる。



前回野外実習が始まるーとかいっておきながらまだはじまりませんでした。次から始まると思われます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ