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研究者の資料
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『ヘリオス細胞と天使計画』
ヘリオスとは北大西洋トラフ深海より
採取された海底植物の名称である。
その形状がヒマワリに似ていることから
古代ギリシャ語で太陽を意味する
「ヘリオス」と名付けられた。
劣化することもなく細胞分裂を続け、
光のない場所でも光合成することができる。
海水さえあれば理論上、
永遠に生きることが可能である。
ヘリオスから生成された「ヘリオス細胞」。
その最も注目すべき点は、
人体への移植が可能ということである。
どの生命も叶わなかった夢……''永遠の命"。
我々はついに……「生成の樹」へと近づいたのだ。
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