男の子編1/4
「まずは何か集めよう。」
「セロハンテープと鍵を手に入れたけど..」
コンコン...隣のあの子だ.
「ねぇねぇ、それなんて書いてある?」
洗面台の上にあった紙を指す
「えっと…これで読める?」
僕は紙を裏返しにして隣の子に見せる。
「… …」
読めるのだろうか...不安だ..
「わかった!ありがとう!」
そう言って何処かに行ってしまった...
「もの集めさいかいだ!」
洗面台の上の紙に隠されていた棚に鍵を使って、
中にあった六角クランクを自分のベッドに使うと、研究者のIDガードがあってそれをとった。
「確か前にこっそり手に入れといたんだ。」
また辺りを見渡す。
「たなのおくに何かある!」
棚の奥の方にあるコップを取りよく見ると、
コップにナンバー(No.251)が書いてあった。
これを扉のタッチパネルに打って、IDガードに挟まっていた変な形のパスワード(6桁)を打った。
「開いた!外に出...あの子、パスワード知らないよな...窓にメモを貼って教えてあげよう!」
窓にセロハンテープをつけたメモを貼った。
「これでよし!」
そして部屋から出た。
〜〜〜
「この部屋を出てはいけない」
ずっと言い聞かされてきた。
そういう病気なんだって。
…でも僕は知っている。
その理由を。
男の子編は残り4分の3(1つは男の子と女の子が一緒の話です。)




