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2人は太陽に憧れる  作者: エイジ
10/10

男の子&女の子編4/4

〜エントランス〜


「…やっと会えたね。」

「うん。」

「…本当にいいの?外に出たら多分君も」

「分かってるよ。」

「だったら… …, … …。」

「タイヨウを見たい…でも..

なんて言ったらいいか分からないけど

キミがいなかったら

2人で見られなかったから

意味がないって思うんだ。

一緒に見たい。」

「… …。

私も。」

「行こう。

2人で。

ずっと憧れていた

タイヨウまで。」

「…うん。」

〜〜

「外に出るにしてもどうやって出る?」

「周りを見たらいいと思う。」


周りを見る


パンフレットを入手した。


「あっ!ねぇ、何か切るもの持ってない?」

「んー…これなんかどう?」

ペンチを取り出す。

「私の部屋に切れなかったところがあるから

行こう!」

「うん。」


私の部屋に行く


洗面台の上に針金で固定されていた所を切って

針金と鍵のようなパーツを入手した。

「ねぇ 何か種持ってる?」

「あるよ。」

「そっか。じゃあ、研究室に行こう。」


研究室に行く


「わぁ!可愛い動物!」

ネズミにヒマワリの種を与える。

ネズミのいた所に何かがあった。

何かを針金で取った。

「あ!さっきパンフレットの近くにこれと同じ形の穴と似てる!」

「すぐにいこ!」

2人は走ってエントランスに行った。


エントランスに行く


小さな箱に何かをはめると箱が開いた。

中には何かのパーツ(6つ)あった。


パンフレットに書いてあった図どうりに鍵を組み立てた。


『 ▪︎▪︎

ーーーーー●

▪︎ 』


その鍵をエントランスで一番大きな扉に使った。

鍵穴のところが開き、『ALIVE』を打った。

「「開いた!」」

「行こう!」

「うん!」

〜〜


「ハァ…ハァ… …」

「ハァ…ハァ… … すぐ…

もう…すぐだよ…!」

「… …うん!」


「… …着いた!」

「ハァ…ハァ… …もうすぐ… …かな?」

「もう…すぐだよ…!

もうすぐ…太陽が…!」

「… … …!太陽だ… … … …綺麗」

「… …うん」


「ちょっと… …だけ…疲れちゃったね」

「… …うん」

「… … … 太陽って… … あったいね」

「うん… あったかい」

「あったかいから…

眠っちゃいそう… …」

「少しだけ…眠ろうか」

「… …うん」

「おやすみ… …」

「おやすみなさい…」


2人は太陽に憧れる -完-

最終話です。

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