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二章1 おいでませスローライフ
「よし、お約束のコンヴィーニに行くぞ」
森へいくと丁度鉱山があったので、寄り道していくことにした。
「ディモンデがあります!」
ディモンデはこの世界におけるダイアモンドのことだ。
「よしマジモンなら油性マジックペンが取れなくなるはずだ」
パチモンの見分けかたを昔テレビでみたカーチャンから聞いた。
ディモンデのひとつや二つ犠牲になろうとかまわん。
マジックペンで控えめに点かく。
「よし、なんかしらんがマジックペンやった」
「洗ってもリムーバァしても取れません!!」
「よし、とれなくなったからモノホンのディモンデだな」
―――――
「ようよう兄ちゃん金だしな」
「あ、チンピラ」
「よしディモンデを投げつけてやろう」