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目覚めと創造神

小説を読むのは好きなのですが書くのは初めてで難しいです…………


頑張ります!!

         第一章 始まり

         目覚めと創造神  


「んっ・・・ここ・・は?」



 まだ朦朧としながらもレイシアは目を覚ましまだ機能していない頭で周りを見渡し状況の整理をしようとしていた。

 そこは意識を失う前までいた場所とは異なる場所であり、今まで見たこともないようなところであったのだ。見たこともないようなということは少なからず自分がいた世界とは全く違う世界。別世界もしくは異世界なのだろうと朦朧としながらもそう結論付けた。



「・・・・はぁ。空は青く、周りは大森林と言ったところだろう。しかしなぜ妾は・・・・・・そうか」



 軽くため息をつき周りを見ながらどうして自分がこのような場所にいるのかを瞬時に察した。別世界、それすなわち元いた世界から何者かが、或いは自動的に別の世界に転移させられたということ。


 まず一つ目の可能性として何者かが転移させたということだが、自分がいた世界で自分を転移させられる人物は限られてくる。可能の人物を上げるなら自分と同じ超越者【自分も含め】、世界を作りし創造神、そして創造神によって生み出された神々となる。

 消去法で絞っていくと超越者はまずあり得ない。理由は簡単で自分以外の者は葬った。となると一人だけになるが自分で自分を別の世界に転移させたりはしない。そんなことをしてもメリットもない。

 となると残りの後者2名になるが、神々の可能性も殆ど無い。相手を転移させることは可能であるがそのためには数人でやらなければならずしかも極めて複雑で高難易度の術式を組みそれを正確に読み取っていかなけれはなず、一つのミスが自分たちを死に導く。そのようなハイリスクを犯してまでやろうと思う者はいない。いるとすればただの馬鹿か、死を恐れない愚か者ぐらいだろ。

 そうなると最後の一人である創造神の可能性が高くなる。創造神であれば一人で相手を転移させることはさほど難しことではない。理由は単純で創造神は一人であらゆる世界を作り、神々をこの地に誕生させ、生命を植え付けた。そのような神がミスを犯すはずもなく、仮にミスしたとしても対処してしまう。故に創造神しかいない。


 二つ目の可能性として自動的に別の世界に転移されられたということだが、これはほぼ皆無と言ってもいいだろ。なぜなら自動的に別の世界に転移させるのは創造神が世界に働きかけても不可能なこと。

 ではなぜ例を上げたかというと可能性としてであり他に他意はない。単純に頭に浮かんだので上げだけである。



「創造神!!」



 状況を分析し結論付けたレイシアはその小さな口を大きくあけて叫んだ。



「やぁ!久しぶりだねレイちゃん!でも君が僕を呼ぶなんてッ!!!」


ーードス!ーー


「御託は良い。何故妾を転移させた?よもや理由はないなどという事はないであろう?」



 創造神は軽い口調で挨拶をしていたところをレイちゃんことレイシアに重い音と共に蹴りを腹部に受けていた。



「ゴホッゴホッ・・・レイちゃんの蹴りは・・ハァ・・ハァ・・流石に効くね・・ハァ・・ハァ・・・説明するからそんなに睨まないで・・・」


「そなたがふざけた事をしているからであろうに。それよりも早く説明せぬか。妾とて少々混乱しておるのだ」



 彼は乱れた呼吸を整えながらなんとか言葉を発した。その声音は男にしては透き通っており聞いている文には心地いいがその性格を知っているが故に急かす。



「ハァ・・・・そんな急かさなくても説明するよ。その前に一つ聞きたいことがあるんだけどさ・・・なんで他の超越者達を殺したの?」



 やっと説明するのかと思った矢先に彼は疑問をぶつけてきた。その問に短く「超越者は一人で十分だろう」と答えた。その回答に彼は少し顔を歪めたがすぐにいつものヘラヘラした顔に戻した。



「自分勝手な回答をありがとう!まぁいいけどね。じゃあ僕が何故レイちゃんをこの世界に転移させたか説明するね!」



「やっとか・・・いつもながらそなたのそのヘラヘラ顔は腹が立ってしまう。早く説明して早々に消えろ」



「ひどいよぉ・・・・グス」



「今すぐ葬ってほしいみたいであるな・・・」



 泣き真似をする創造神に向かって殺気を放ちながらギロリと音がなるかのような鋭さで睨み手の平に高密度の魔力球を出現させる。すると彼は焦ったのか必死で謝ってきたので「次は無いぞ?」と軽く脅しをかけながら手の平の魔力球を消滅させた。



「じゃあ説明するからちゃんと聞いててね?一回しか言わないからね?・・・ッ!じゃ、じゃあ今から張り切って説明しま〜す!!」



「まったく・・・」



 レイシアは生まれた時から創造神と一緒だったため感覚的には幼馴染みたいなものに近く怒っても彼を完全消滅させたことは無い。あまりに度が過ぎた時は良くて三分の一ほど消滅させ、悪くて首から下を消滅させた。そんなことを思いながらも目の前で彼が説明をしていくのであった。


まだ2話目ですがここでレイシアの情報を一部だけ載せますね。


"レイシア・ミルド・ヴェルミリオン"

 種族:吸血姫[始祖]

 年齢:約一万二〇〇〇歳

 


以上です!

ステータスは後のお楽しみに!


一応レイシアと同等もしくはそれ以上の相手を加えるつもりではいますが基本的にレイシアが勝つようにしていきます。負けたか!などと思わせぶりな感じに書いたりもすると思いますがそこはご了承ください!ただしそういうキャラを加えていくのはもっと先です。


基本的に女主人公、男主人公ともに主人公最強系が好きだったりするので自分の思うままに書きたいとは思いますがもし「ここはこうしたほうがいい」「それはダメなんじゃね?」みたいなことがありましたら遠慮なくコメントやメッセージを送ってください。確かにその通りだと思ったらその度に時間はかかると思いますが修正していきます。


それでは!


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