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空の下で夢を見るー正義と言う名の答えー  作者: 心井菜城愛
さぁ、始めようか。宴を....
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TILE4-7 平和が続く....

あれは、幻想(ゆめ)か....?

幻想(ゆめ)にしてもリアルだったな....

なんだったんだろう、そう考えながら愛歌との待ち合わせ場にむかった。

─────────────


「遅かったわね」


愛歌がいつも通り冷めた声で言う。

ちょっといろいろあって、と話した。でも愛歌はあんまり気にはしていないようでまぁ、学校へ向かった。


幻想(ゆめ)で済ませられるかしら」


一度だけ、愛歌がぼやいた。

なんだ?幻想(ゆめ)で済ませられないのか?....じゃあ、なんだ?

また自問自答を始める。


「辞めよう....」


─────────────


「おはよう」


舞菜が元気に話しかけてきた。

愛歌と舞菜の話す姿を見て少し笑が溢れてしまう。


「なんだ....?」


「そこー、にやにやしなーい!」


「あはは、(わり)ぃ、悪ぃ」


俺が謝ると舞菜はにかっと笑った

そして、愛歌も同様小さく微笑んだ。

落ち着いた優しい表情をした愛歌はなんだか大人に見えて、無邪気な表情をする舞菜は少し幼く見えた。

秋風が教室をぐるぐると回る。


こんな平和が長く続く、そう俺は信じていた....

ある日、までは........

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