41/46
TILE6-9 仕返し…?
「作戦と言え、優も頑張ってもらわないと。」
私が言うと、優は「はい……」と返事をする。
「それじゃあ………………」
これから始まるのは、私の最後の最後の答え合せ。
この仲間となら乗り越えられる。そんな気がした。
───────────────
あ来る日の早朝。私は、舞菜と一緒に山奥の小さな家に居た。
「どうなる……かなぁ。」
「大丈夫よ。舞菜。私も心配だけど、今はあの二人を信じるだけ。」
そういうと彼女はホッとした。暫く気晴らしにもなるか分からないが手遊びをしてた。
そんなこと言っからか、ふぶきが声をかけてきた。
『愛歌、こうしてると貴方も普通の……普通の子供ですね』
「何をいきなり。」
なんでもないです、とふぶきは薄ら微笑んだ。
珍しかった。この何年か。ふぶきは笑いもしなければ微笑みもしなかった。
「愛歌、舞菜。今、話が聞けたそうさ。」
「…………で、動機は?」
「祟り………。仕返しだそうさ。」