力の覚醒?
最近ペースが落ちてるな・・・
属性相殺。
相対する属性をぶつけ合った時に起こる現象で、片方が強いと力が弱まり、もう片方は完全に打ち消される。
両方が強いと両方とも打ち消される。
相対する属性というのは簡単に言えば火と水みたいに逆を表す属性の事だ。
一般的には火とか水とか光とか闇といったように一文字で簡単に言い表すが、正確には、
灼熱と水流 大地と風雷 明光と暗黒
と、難しい言葉?で表す。
今回の場合はアヴィスの明光とハデスの暗黒がぶつかり合った結界、両方が打ち消されたのだ。
アヴィスside
ハデス「正直グラビトンが破られるとは思わなかったな・・・」
ぶっちゃけると僕も突破できるかはわからなかった。
翔鷹月波の属性値が思ってたより高かったみたい・・・助かった・・・
しかしまだ安心はできない。いくらグラビトンが突破できたとはいえ、さらに強力なものを出されたらやばい。
ハデス「だったら剣技で押し切るしかないか・・・」
あれ?闇魔法はグラビトンだけなのかな?それとも出せない理由があるとか・・・
て、そんな事考えてる余裕なんてない!
ハデス・アヴィス「「はあぁぁぁぁ!!」」
また互いがぶつかり合う。
アヴィス「水刃!」
少し離れて水刃を放つ。
・・・いや、放ったはずだった。
ハデス「熱っ!?」
・・・あれ?水刃、て熱湯じゃなかったよね?
アヴィス「燃えてる!?」
あれ!?水刃放ったはずだよね!?なんで水が炎になってんの!?
アヴィス「これじゃ水刃じゃなくて炎刃だな・・・」
おかしい、何時もと同じ感覚でやったはずなんだが・・・
ハデス「まだ奥の手を持っていたのか・・・?」
いや、違います。ある意味のハプニングです。
ハデス「灼熱には水流だ・・・砕氷刃!」
ハデスさんは剣先に氷を集めて地面に叩きつけ、破片を飛ばしてきた。
もう一回出るか!?
アヴィス「炎刃!・・・て今度は普通に水刃かい!」
今度は普通に水刃が出た・・・ま、結果的に撃ち落せたからいいんだけどさ。
・・・ますます分からん・・・
ハデス「くそ、個々まで追い込まれるとは・・・」
ハデスさんの方はもうあらかた技を出し切ったのか?
・・・あ、こっちにはまだ出してない技あるじゃないの。
相手が考えてる間に・・・決める!
アヴィス「いくぞ!龍牙!」
ハデス「な、蹴り!?」
まず剣を掲げ、蹴りを入れる。
だがこの蹴りは牽制であり、フェイクでもある!
アヴィス「剛断!」
本命はこっちだ!
ハデス「な!?うおあ!!」
龍牙剛断。蹴りで牽制し、踏み込むと同時に魔力を込めた剣を力任せに叩きつける僕の力技。
しかし両方ガードされたか・・・流石ハデスさんだ。
しかし・・・
ハデス「・・・あれ?」
予想外の事が起こった。
ハデス・アヴィス「「剣が折れた!?」」
なんということでしょう。ハデスさんの剣が真っ二つになってしまったではありませんか。
・・・て、えええぇ!?龍牙剛断こんなにパワーあったっけ!?
ハデス「ははは・・・アヴィス君だったか?残念ながら俺はここでリタイアだ」
アヴィス「ええ!?」
ハデス「これじゃ流石に君を斬れない・・・それに魔術も攻略されたし、正直今の俺では打つ手無しだ」
残念そうに手を上げ、降参の意味を表した。
審判「勝者、アヴィス=ハーヴァン!よって今剣舞会優勝者はアヴィス=ハーヴァンに決定!!」
・・・あれ?何時の間にか僕優勝しちゃった?
あ、そういや今の決勝戦だったね・・・忘れてたよ・・・
ハデス「おめでとう。・・・そういやさっき炎の衝撃波を出した時、なんか焦ってたな?」
アヴィス「あ、あれ本来は水の衝撃波なんですけど・・・あの時だけ炎になったんですよ・・・」
ハデス「ふむ・・・確かな事は言えないが、ひょっとしたらそれは属性不安定による現象かもしれない」
アヴィス「属性不安定?」
ハデス「詳しくは知らないが、属性技の属性が変わる特性らしい・・・珍しいものだが、扱いは難しいと噂だ」
アヴィス「は、はぁ・・・」
これって力の覚醒、ていえるのかね?なんとなくマイナスのような気が・・・
今回はスキットはお休みです。