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Code abyss  作者: Σ@Code狩人
abyss 〜生きる意味を求めて〜
6/18

闇と光の交差

今回は水夢さんのゲストキャラとの対決です。

マリアside


「「・・・」」


アヴィスと王子が衝突した後、大きな砂煙が起こり、二人を飲み込んだ。


あれ程うるさかったギャラリーも今は静まっている。




・・・やがて砂煙が止み・・・




アヴィスside


やっと砂煙も止み・・・



ハイン「・・・流石だよ、アヴィス」


つばぜり合いに勝利し首もとに剣を突きつけた僕もハインさんが出てきた。


アヴィス「勝負あり、ですか?」


ハイン「これ以上動いたら首がはねそうだ」


苦笑いしてハインさんが両手を上げた。


ハイン「僕の完敗だ」


審判「勝者、アヴィス=ハーヴァン!」


この瞬間僕の勝利が決まった。







・・・ところでなんかブーイングが聞こえるのは気のせいかな?



マリアside


マリア「すごい・・・勝っちゃった・・・」


私でも王子をこんなに早く倒すとは思わなかった。いくらなんでも、私だって王子の腕は知っているんだから。


セリーナ「ほんとだねぃ。アヴィス君の勝ちを疑ったわけではないけど、ここまで早く倒すとは思わなかったねぃ・・・それにしても・・・」


はぁ、とため息をついてセリーナさんは横を見た。


セリーナ「あのマナーのなってない黄色い声はなんとかならないのかねぃ。あれじゃ勝者に対する冒涜よ・・・」


なんだろう、セリーナさんの青筋がくっきり出ている。





アヴィスside


その後も試合は進んでいった。


僕も順調に勝ち進んでいった。ただどれも開始3分以内に試合が終わっている。



そして気づけばもう決勝まで進んでいた。



審判「皆様、長らくお待たせしました!これより剣舞会、決勝戦を行います!」


観客「「「「「うおおぉぉぉーー!!」」」」」


観客のボルテージもMAXだ。


審判「それでは早速選手の入場です。まずは剣舞会初参加ながらどの勝負も快勝している新星、アヴィス=ハーヴァン!」


審判に言われ、会釈しながら入場する。


今までと違い入ってくるだけで大歓声だ。


マリア「アヴィスー!頑張れー!」


勿論、その中でちゃんとマリアの声を見つけた。


審判「続きまして、同盟国アリメア帝国騎士団長であり、前剣舞会優勝者、ハデス=セスタス!」


向こう側から僕と同じように会釈しながら入場した。


黒いコートみたいな服が特徴的で、腰に剣をぶら下げている。


・・・てか、聞き流しかけたが優勝者だったのね。


審判「それでは、これより剣舞会、決勝戦を行う!両者、礼!」


僕とハデスさんは同時に頭を下げた。


ハデス「さぁ、真剣勝負だ!」


ハデスさんは腰にある剣に手をかける。が、まだ抜刀はしていない。


ハデスさんの試合をみたから分かるが、彼の戦闘スタイルは抜刀斬りからの連携か、格闘技からの連携が基本。そして魔術を交え連携の幅を広げている。


・・・ただ、魔術は少しかじれば誰でもできるヒートショットしか使っていない。何か裏があるのだろうが・・・


これは激戦の予感がするな。


審判「それでは・・・始めっ!」


ハデス「先手は取らせてもらう!」


審判の合図と同時にハデスさんは剣を抜き、衝撃波を放った。


しかし弾速は速くなかったので簡単にかわせた。


アヴィス「水刃!」


こちらも衝撃波を飛ばす。が、こちらもかわされた。


その後、互いに接近しあい斬り下ろしや斬り上げなどの通常の連携を行うが、全て両者全て弾かれた。


ハデス「これではらちがあかないな・・・」


ハデスさんはそう言うと後ろに下がった。


追いかけたいところだが何かがありそうなので踏みとどまった。


ハデス「赤き焔、敵を燃やせ!ヒートショット!」


するとハデスさんは魔術の詠唱を済ませ、火球を放ってきた。あれ?この魔術こんなに詠唱すぐ終わるものだっけ?


・・・まぁ、いいや、これならもう攻略済みだ。


もう少し・・・もう少し・・・今!


アヴィス「はぁぁ!」


バキン!


父親の訓練が役立ったよ。


ハデス「何!?跳ね返した!?うわ!?」


これは父親直伝の特技、魔弾反射。こういう弾状の魔術を剣で跳ね返して速度2割増しで相手に返す。


よくヒートショットで練習したな。何回焦がされたことか。


ハデスさんは間一髪かわしたが少しコートが焼き焦げた。


ハデス「流石だな。今まで俺が戦った相手の中でも一、二を争う強さだ」


ハデスさんは直ぐに大勢を整えた。


ハデス「だが、此方も負けるわけにはいかないんだ!」


そして急接近・・・したと思えば僕の目の前で留まった。何か来ると思った僕は直ぐガードの大勢に入った。


ハデス「吹き飛べ!」


アヴィス「うぉ!?」


するとハデスさんは両手から虎の様な形をした闘気を放った。


ガードしているのにも関わらず僕は大きく吹き飛んだ。


・・・おっと危ない。ラインギリギリだ。


チラリとハデスさんを見ると、追撃せずまた後ろに下がって何やら詠唱していた。


・・・が、明らかにヒートショットの詠唱じゃない。詠唱を中断させようとダッシュしたが遅かった。


ハデス「・・・グラビトン」


・・・何だって?


アヴィス「それってまさか・・・のわぁぁぁ!?」


まずい!確かこれは重力空間を作り出して引きずり込みダメージを与える魔術だ!


・・・でも確かこれ闇属性の魔術だよな?人間で闇属性の技を使う人は沢山いるが魔術は魔物しか使うことが出来なかった筈。


・・・てか、そんなこと考えてる場合じゃない!


アヴィス「うぉぉぉぉ!!」


剣を突き刺し、力の限り踏みとどまる。あの重力空間にさえ入らなければダメージはこない。


・・・が、流石重力空間。引力が強すぎる!


アヴィス「なにか、なにか対策はないのか!?」


まずい、剣が抜けかけてきた・・・思いつけ!突破口はどこにある!?






・・・そうだ、あの方法なら・・・一か八かだ!




マリアside


マリア「なにあれ!?闇属性の魔術、て魔物しか使えないんじゃなかったの!?」


セリーナ「あの人は例外なんよ・・・なんで使えるかまでは分からないんだけどねぃ。でもここで使う事は滅多にないんよ。見てわかると思うけど闇属性の魔術は強力なもの。直ぐに相手がやられちゃうんよ」


マリア「じゃあそれを使ってきた、てことは・・・」


セリーナ「それだけアヴィス君が彼を本気にさせた、てことよ」


あ・・・アヴィスが引きずり込まれてく!


セリーナ「・・・あれ?」


マリア「どうしたんですか・・・ええ!?」


なんで!?なんでアヴィス自ら重力空間に向かおうとしてるの!?




アヴィスside


失敗したら終了だろうな。絶対成功させてみせる!


アヴィス「行くぞ!」


僕は刺してした剣を抜き、引力に身を任せた。


ハデス「何をするつもりだ・・・?」


ハデスさん、その答えはこれだ!


アヴィス「翔鷹月波!」






・・・よし!


アヴィス「上手くいった!!」


ハデス「何!?くぅ!?」


僕は重力空間を破壊(・・)しそのままハデスさんを斬り裂いた。


ハデス「まさか・・・今のは・・・」


アヴィス「そう・・・属性相殺です」



マリア「やっぱり決勝戦になると盛り上がりますよね!」


セリーナ「そうねぃ。でもこんなのまだまだよ?王子が決勝戦に来た時はもう何も聞こえないからねぃ・・・」


マリア「じゃあこの程度はまだまだと?」


セリーナ「そうでもないんよ。ハデスさんも結構有名で人気があるからねぃ。ほら、あそこにいるのは彼のファンよ」


マリア「・・・あの人達は試合じゃなくて人を見に来たんですかね・・・」


セリーナ「人のこと言えないんじゃないの?」


マリア「うっ!」


スキット3 観客席にて

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