プロローグ
後書きでゲストキャラ募集の詳細があります
何故性別が周りと違う事だけで命を狙われなければならない?
何故周りと同じにならなければならない?
何故生きる事を許されない?
なんで?なんで?ナンで?ナンデ………
ナンデボクハウマレタノ?
???「ん・・・朝・・・か?」
最悪の目覚めだ。もうこの数日の間で何回あの夢を見ただろうか。
忘れようとしても忘れられない。
毎年この時期になると10年前のあの事が夢で出てくる。
もういい加減うんざりだ。
僕は名前を捨てた。新しい名前になった。
それでもこの血縁の呪縛はとれないか・・・
いや、昔よりかはましか。
・・・まぁ、朝っぱらからいろいろ考えても仕方がない。飯にしよう。
僕の名前はアヴィス=ハーヴァン。一年前からある場所に向けて旅をしている。
死んだ父親が教えてくれた場所だ。
今日、漸く到着予定だ。
・・・今思えば、なんであんな事した、て事の連続だったな。一人旅は厳しいよ。
アヴィス「ん・・・ご馳走様」
この毎朝の飯も今日で最後になるかもな。いや、そんな事言ったら下手すればフラグになりかねない。
まぁゴタゴタしても仕方がない。僕はとっととテントを畳んで歩いた。
ここはエリーズィウムという世界だ。聞いた話によれば楽園と言う意味らしい。
確かに、気候はいいし自然は豊かな所が多いから、様々な生き物にとって楽園と言えるだろうな。
まぁ、それは魔物にも言える事だがな。
・・・さっきから後ろで気配がする。奇襲を狙っているのだろうな。
ただ気配や殺気がだだ漏れだ。
僕はわざと気づかない振りをしてそのまま歩いた。
「シャァァァァ!!」
案の定、後ろから魔物が襲ってきたよ。
声からしてゴブリンだろうな。
アヴィス「・・・翔鷹月波!」
ギリギリまで引きつけ抜刀ざまに蒼い衝撃波で弾き飛ばす。
もう慣れたもんだ。
簡単にゴブリンは吹っ飛び消滅した。
・・・あと5、6体はいるな。隠れてるつもりみたいだがいろいろとバレバレだぞ?
アヴィス「水刃」
今度は水の刃で隠れている木ごと斬り裂いた。
おお、隣のゴブリンめっちゃ驚いてるよ。
アヴィス「来るならこい・・・相手になるよ」
「「「シャァァァ!」」」
その後の戦闘は呆気なく終わったので略。
あれから何回か魔物が襲ってきたが全部軽く返り討ちにした。
そして漸く街が見えて来た。
いや、城下町と言った方が正しいかな?
アヴィス「やっと到着だ・・・」
・・・長かったな。ここまで。
長くなった原因は半分迷子だが。
いかん。ここで過去の失敗を引きずっても仕方がない。
僕は街の入り口に向け足を進めた。
ひょっとしたら僕の生きる意味を探す旅はここが出発点だったのかもしれない。
ゲストキャラを募集します。
名前
性別・身体データ
武器・戦闘スタイル
技 (無ければ僕が考えます)
備考
を、感想ページやメッセージで送って下さい。
今回は5人程募集します。