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学校のかいだん  作者:
2/2

誤解

「「ハァッ!!!!?」」


突然の出来事に声をあげる2人


「誰だよお前!」

?「誰だよじゃないわよ!あんたが盗んだんでしょ私の髪飾り!」

「知らねーよ!お前の髪飾りなんか!」

?「何ですって!」

純「ここじゃなんだし、場所変えないか?」


 見ると、周りの生徒たちはチラチラとこちらを見ながら歩いていた


?「そうね、ここじゃ通行の妨げになるわ」


 俺たちは三階の空き教室に移動した


「で、お前は誰だよ」

?「クラスメイトの顔も覚えてないのね。西園寺よ。西園寺 茜」

「聞いてもわからねぇな」

純「秋ほんとに知らないの?

「知ってんのか?」

純「知ってるも何も今一番話題の人だよ!

才色兼備で容姿端麗、親は開業医と弁護士で中学の時はありとあらゆる大会に出て上位をとっていた人で昨日先輩に告白されてフッた人だよ」

「全然知らなかった」

純「秋はなんていうかその…クールだよね」

「わざわざオブラートに包むな」

西「もうそんなに広まってたのね…って

そんなことより私の髪飾り返しなさいよ!」

純「それなんだけど、秋は西園寺さんの髪飾り盗ってないと思うんだよね」

西「泥棒はみんなそう言うわ」

「泥棒じゃなくても言うだろ」

西「なんですって!」

純「まあまあ喧嘩はやめなよ。

西園寺さんはどうして秋が盗んだと?」

西「私、昨日は先輩に呼び出されてかなり遅くまで学校にいたのよ。

 呼び出された場所に行く前にカバンの中にあるのを確認してその帰り道ないことに気づいてそれで…」

「遅くまでいた俺が怪しいと?馬鹿だろ」

西「!」

「俺たち以外にも残っている奴らはいただろ。実際純のとこのバスケ部の奴らもいたらしいし」

西「カバンはクラスに置いていたわ!怪しまれず出入りできるのはクラスメイトのあなたぐらいでしょ!」

「だからそれだけじゃ証拠にならねーって!」

西「じゃなかったらどこに行くのよ!」

「知らねーよ!」

純「秋!西園寺さん!ストップ!!」

「「!」」

純「両方とも苛立つのもわかるけど落ち着いてまず西園寺さん秋が言った通り昨日はいろんな人が遅くまでいた怪しいだけで決めつけるのはあんまりだよ

 次に秋、泥棒扱いされて怒るのはわかるけどその 言い方は駄目、わかった?」

「わかった…」

西「確かに証拠がないわね」

純「よし、ならもうすぐSHR始まるし教室に      行こうか」


生徒「きりーつ、れーい、着席」

?「はい、おはよう昨日も紹介したように担任の吉野だ牛丼は頼んでも出ないからなー」

 

 白衣を着た見るからに科学教師といった不健康そうな男が喋る 


生徒「先生!カレーは出ますか?」

吉「もちろんカレーも出ない、今日は集会があるので体育館に移動するように以上だ」 

生徒「えー、だるいー」

吉「先生の給料上げるために頑張ってくれ。遅れるなよ」


 吉野が出ていくと教室はざわつき始めた


純「ここの校長話長いんだよなー」

「入学式の1時間半は伝説だろ」

?「君たち早く移動してくれないか?」

純「あっ、委員長」

?「委員長じゃない森田修司だ」


この男はこのクラスの委員長候補最有力だ何故なら…

 

森「君、そこに立っていると通行の妨げになる」

 「君たち、ゲームは校則違反だ!」

 「君、顔色が悪い保健室に行った方がいい」

 「みんな!先生の言う通り早く移動しよう」


 自分から委員長のような行動をするからだ、それで入学2日目にしてあだ名が委員長あだ名じゃなくなる日も遠くないだろう

 委員長に促されながら俺たちは体育館に移動した


 俺たちの通う北高校は創立百周年だかで伝統ある高校らしい部活動に力を入れておりこの学校でプロが出たことがあるとかそんな高校の集会で今、何故か壇上に人体模型がある


純「ここまで運ぶの大変だったろうね」

「絶対そこじゃないぞ」



 




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