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ネーミングセンスはどこに捨ててきたんだろうか。

 兵士はスポーンでいいだろう。

 種族はオーガだ。

 威圧感があるが、その分、悪いことをする輩は減るだろう。

 クラスはランサー。

 スキルはレクタリス地方語、算術、礼儀作法、宮廷語、闘気法、槍技、槍術、気配察知、罠感知をオプションで追加しておく。

 スポーンは『100/100』だ。

 鋼の槍と鋼の鎧を用意するが、これには特性などを付けることはしない。

 万が一、奪われると厄介だからね。


 兵士の取りまとめ役はシャルセアに任せることにした。

 地位は将軍でいいだろう。

 私、直属の配下だしね。


「シャルセア、兵士のことは任せた」


「はい、マスター。仰せのままに」


 兵士の宿舎は城に併設した。

 練兵場も用意しておく。

 今度は街の整備だろうか。

 扉から城に向けて目抜き通りを作成する。

 今は大商店と城しかないが、いずれは様々な店舗が立ち並び、住居や職人街なども整備していきたいところだ。


 そういえばヨルガリアには第二階層のスケルトン農場を任せっきりにしているけど、博識で有能なリッチを第二階層に留め置くのはもったいない。

 是非ともセバスチャンやシャルセアと一緒に城の管理を任せたい。


 農場の管理用に、レイスを用意する。

 クラスはメイジ20レベル、ネクロマンサー20レベル、ファーマー20レベル、ブリーダー20レベルとした。

 ファーマーは農家、ブリーダーは畜産家だ。

 スキルはレクタリス地方語、算術、農業、畜産、地魔法、水魔法、光魔法、死霊魔術、スケルトン作成、スケルトン強化を与える。

 闇魔法は最初から持っているけど、使い道はないだろう。

 【?】がよっつあるので確定させる。

 【魔力強化】【魔力自動回復】【労作歌】【解体】となった。

 死霊魔術を強化する迷宮産の杖を用意する。

 名前は、レイコとした。

 ネーミングセンス?

 なにそれ美味しいの?


《名前 レイコ

 種族 レイス 年齢 0 性別 女

 クラス ネクロマンサー レベル 20

 スキル 【霊体】

     【レクタリス地方語】【算術】【農業】【畜産】【地魔法】【水魔法】

     【光魔法】【闇魔法】【死霊魔術】【魔力強化】【魔力自動回復】

     【スケルトン作成】【スケルトン強化】【労作歌】【解体】》


「レイコにはスケルトン農場の管理を任せます。何か分からないことがあれば、ヨルガリアに相談してみてください」


「はい、マスター」


「ヨルガリアは第一階層で執事のセバスチャンを手伝ってあげて」


「かしこまりました、マスター」


 さて第二階層を広げて畜産も行おう。

 DPをつぎ込んで広さと高さを拡張する。

 そしてスポーンで豚を『10/10』、鶏を『10/10』とした。

 数はそのうち増やせばいいだろう。

 とりあえず後は柵と厩舎を設置して、と。

 あ、家畜の餌も第二階層で育てた方がいいかな。

 とうもろこしの種を生成して、レイコに任せた。


 次は城に戻って住環境を整えることにした。

 私とミアラッハの居住区画は、城の奥にある広々とした一室を使うことにする。

 至高の寝具をふたり分、用意した。

 家具はミアラッハと相談して決めよう。


 というか、ミアラッハはいずこ?


 城の厨房にいました。

 どうやらお菓子を作っているらしい。

 暇にさせてごめんね。


 …………あ、城の料理人が必要じゃないか。


 メイド五十人と兵士百人、執事セバスチャンとその部下、シャルセア、私とミアラッハの食事を用意する料理人が必要だ。

 結構な数なのでスポーンで用意しよう。

 種族はコボルド。

 クラスはコック。

 スキルはレクタリス地方語、算術、料理、製菓といったところか。

 スポーンは『15/15』とした。

 足りるよね?


 念の為に料理長も用意しておく。

 種族はオーク。

 クラスはマーチャント20レベル、コック20レベル、パティシエ20レベル。

 スキルはレクタリス地方語、算術、料理、醸造、製菓と平コックと同じだ。

 【?】がみっつあるので確定させる。

 【目利き】【鋭敏味覚】【美観】となった。

 名前はポーク。

 ネーミングセンスはどこに捨ててきたんだろうか。


《名前 ポーク

 種族 オーク 年齢 0 性別 男

 クラス コック レベル 20

 スキル 【繁殖】【獣人語】

     【レクタリス地方語】【算術】【料理】【醸造】【製菓】【目利き】

     【鋭敏味覚】【美観】》


「ポーク、城の厨房は任せました」


「は、お任せくださいマスター。ただ食材は第二階層から収穫できるのですが、塩をはじめとした調味料や、香辛料がないのですが」


「あ、そっか。DP使って出しておくよ。欲しいものを言って」


 ポークが思いつく限りの調味料や香辛料を出していく。

 しかしこれ、百五十人分の食事を毎食作っていたら、すぐに無くなりそうだ。


 迷宮管理から、何か解決策がないか調べる。

 すると、中から無限に調味料や香辛料が出てくる迷宮品の小瓶を生成することができることが分かった。

 種類ごとに生成して厨房に置いておく。

 これで調味料や香辛料がなくなることはないはずだ。


 思いつく限りはやった。

 後はそうだなあ……街の近くにあるもうひとつの迷宮も攻略して、管理下に置きたい。

 ミアラッハを連れて、迷宮攻略に向かおう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 魔王城だよねw
[気になる点] そういえば、魔人なんてのもいましたね。 早めに拠点を持てたのはいい判断だったのかもしれないですね。
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