出産 双子エルフ編
2人に何かあったと思い 教会ヘ急いだ
教会ヘ着くとシスターが出迎えてくれた どうやら破水したらしい 24時間以内に出産だ
「2人とも、急いで来たよ」
『ヒロ様 そろそろ産まれそうです』
『私たちの手を握っていてくれますか』
「2人が頑張れるように俺は手を握ることくらいしか出来ないからな」
『そんなことないですよ』
『あなたが傍にいてくれるだけで頑張れますから』
2人の手を握り、数時間後 その時が
握った手の力はかなり強くなった きっと陣痛だ
とても痛そうだ 男にはわからない痛さらしいから それにここで魔法を使うのは流石に不味いと思う
『ヒロさんはお2人の手を握っていて下さい 後のことは私たちにお任せを』
陣痛から数時間後 産声が聞こえた 俺は寝ていたようだ
『ヒロ様 産まれましたよ エルフの女の子です』
『こちらもエルフの女の子ですよ』
産まれた子は黒髪ではなく銀髪と金髪 お母さん似の綺麗な女性になりそうだな
『ヒロ様この子の名前をお願いしますね』
『私たちも一応名前の候補はありますし』
産まれた子はお母さんの腕の中で眠っている
「シルビアの子はルナ エルミナの子はフレアはどうかな」
『いい名前ですね 名前の由来を聞いても』
「俺の世界で月の名前が色々あってルナもその1つなんだ シルビアのような月の光のような優しい女性になって欲しいから」
『ヒロ様 フレアの由来は』
「専門的な話になるからそれを無しにして、エルミナみたいな太陽みたいに明るい女性になって欲しいから」
『太陽みたいな子 あなたにピッタリよ フレア』
2人との出会いは水浴びをしている所で遭ったな シルビアはその頃から落ち着いていて、エルミナはツンデレだったのか今ではデレデレのドロドロだけど それからエルフの王国に行って 辺境領を更地にして世界樹を植えて
『ヒロ様』
「どうした シルビア」
『絵本を作りたいと思いまして』
「どんな内容」
『ヒロ様との出会いからこの街が出来るまでの内容ですよ』
「子供に分かりやすくて、エッチなことは書かないようにね 初めて遭った時のこととかね」
『ヒロ様 あの時はすみませんでした』
「初めて会った時だったし、人族から逃げていた時だから仕方ないよ」
エルミナの頭を撫でる
『そうですね 内容は子供に分かりやすくしますね』
「今日は帰るね」
『私たちは明日帰れると思いますので』
『ヒロ様 ドッガンさんに頼んでいる物がありますので取りに行ってもらえますか』
「今日は遅いから明日 取りに行くよ」
「おやすみ 2人とも ルナ フレアまた明日な」




