周りに合わせる女。
『成実加ちゃんって? これ好きだよね!』
『違うよ~成実加ちゃんは、あれが好きなんだよね!』
『...ううん』
『どっちが好きなの??』
『うーん、、、私はどっちも好きだよ!』
『ふーん、そうなんだ...。』
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私は子供の頃から、ずっとそうだった。
自分の意見が全くなくて......。
ただただ、友達に嫌われたくないだけ!
本音を言えば、、、自分の意見なんてどうでもよかった。
周りの子達に、嫌われたくない想いだけで合わせていただけ。
【でも、、、そんな私は、何なのだろう?】
...いつも考えていた事でもある。
▽
そして、、、私はこのまま大人になってしまった。
周りの人に合わせて生きる人生を自ら選んでしまったの...。
私の名前は 『喜里 成実加』 22歳、女子大生。
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遡れば、母親が私に対しての教育方針が今思えば、、、異常だったように思う。
私が、何か自分からしたいと言うと、、、?
決まって母親が私に言う。
『自分じゃ何もできないくせに!! 何を生意気な事を言ってんだ!!!』
『ごめんなさい、お母さん...。』
私が何か自分でしたいと思ってもこの言葉を母親に言われるうちに、、、。
自分の意見がなくなってしまったのだ...。
▽
今でも、、、私は学校でもそうだ!
『成実加ちゃんなら、私の事! わかってくれるよねぇ~!』
『ううん』
『成実加ちゃんも、そう思うでしょ??』
『ううん』
『成実加ちゃんだったら、私について来てくれるよね?』
『ううん』
これって、、、?
『YESマンなんだという事も私自身が一番理解している!!!』
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それに、、、陰で私の事を言われている事も知っていた!
『成実加ちゃんってさ~ ホント、自分の意見ないよねぇ~!』
『そうそう! 私がこうだよねって聞いたら、、、【うん】だって!』
『でも、便利じゃない? 文句言わなしー!』
『そうだよねぇ~ 何でも直ぐに【うん】って言うしね!』
『でもさ~自分の意見ないやつって? なんなんだろうね??』
『どういう事、、、??』
『成実加ってさ~何にもしたい事とかないんじゃないの~!』
『そうなじゃない! 自分の考えとかもないんだよ~!』
『あぁ! そう言う事か!』
▽
たまたま、私の事を友達が話してるのを聞いてしまった。
なんか? 分かってた事でもあったし、それ以上に私自身が虚しかった。
私自身が自分で嫌気さしてるのに、、、。
私の事を言われてるところに遭遇するなんて、、、!?
実際に、聞くのは嫌なものなんだなと感じた。
私、明日からどんな顔で、、、みんなの事を見たらいいんだろう??
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その前に、、、『私が自分を変えたいと思った!』
人の意見で動くんじゃなくて、、、! 自分の意見で、自分の考えで、
【今の私の人生を変えていきたい!!!】
...そう強く思った。
だから、私は直ぐに実行に移した。
▽
次の日、私は退学届けを出して学校をやめた。
そして、私と一緒にいた友達に直接会って私はその場で彼女達に言った。
『ごめん! 私、みんなに合わせてただけなんだ! 本当は私の事
友達とも思ってないでしょ! 私もそうだから、、、! もう会うこと
ないと思うけど、、、今までありがとう。』
みんな私を見て、物凄く事びっくりしていた!!!
まさに、、、!? そんな風に言われると思ってもみなかったのだろう...。
『ポカーン』と目も口も開いてる子もいたり...。
でも、私は満足していた!
やっと! 自分の思ってる事を言えたから......。
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私は、こうしてどんどん変わっていく。
先ずは、はじめの一歩を踏み出したから、、、。
『私が私でいられるように......。』
本当の私を取り戻すために、、、。
これからの、私を変えていく。
最後までお読みいただきありがとうございます。