表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者を殺すは勇者なり  作者: 腹黒ミカン
第一章 召喚
9/65

緊急会議①

 「それでは会議を始めます。司会進行はとりあえず我々生徒会が務めます。まず初めに召喚された生徒や先生の名簿を作りますので、グループの代表は自身のグループの生徒の組・番号・名前を私から時計回りに報告してください。先生方は生徒の確認はこちらでやっておくので、ひとまずこれからの方針の意見交換や情報共有をお願いします。」

 由芽の進行のおかげで混乱もなく進みそうだ。ただ俺以外のほとんどの生徒が美男美女というのが気に入らない。しかも、変な称号により進行をする生徒会の真ん前に配置されてしまった。これはもう全力で影を薄くするしかない!

 そんなくだらないことを考えながら、俺の番が回ってきたため書記への報告のために席を立った。

___全員の確認が終わり、名簿が完成したようだ。

「確認が終わったので、報告と私からの推測をお話しします。まずこの場に召喚された生徒は全部で二百四十七名。詳しくお話しすると、高等部が全部で百七十七名で、1-1全三十一名 1-2二十三名 2-1全三十名 2-2全三十一名 2-3七名 3-1全二十九名 3-2二十六名。中等部は全部で七十名。こちらは1-3十九名 2-2五名 2-3全三十名 3-3十六名です。次に先生方は川原 悟先生・西村 古木(にしむらふるき )先生・金森 淳(かなもりじゅん)先生・石川 彩(いしかわあや)先生・石橋(いしばし)さな先生の5名です。ここからはまだ調査もしていないため私の推測になりますが、このクラスごとの人数のばらつきと三時限目の授業終了直後に召喚されたことから察するに、召喚された範囲は2-2教室付近を中心に直径数百メートルと推察されます。その範囲にいて現在いない生徒がいないか、各グループに戻った再確認しておいてください。ある程度時間を空けてから名簿を持ったものが各部屋を訪問します。あと召喚された際に筆記用具や何か使えそうなものがあったらその際に係を設けますのでその人に渡してください。それでは情報共有をしますので、先に先生方がまとめたことを聞いた後、何か質問や別の情報があったら手を挙げて話してください。それでは、先生方よろしくお願いします。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ