みーちゃへ
好きな人へ。
私があなたに出会ったのは、梅雨のはずです。
今となってはどうでもいい話。
多分、初めて見たときにあなたに惹かれました。
確証はありませんが、あなたに惹かれたのは覚えています。
居なくなったことも最初はなんとも思いませんでした。
あぁ、そういえば、あの人を見ないな、そのレベルで済むお話でした。
二度目に会ったあなたは強烈でした。
印象は『凄い人』『変な人』だったと思います。
そして程なくしてあなたに惹かれた感覚と恋慕を思い出しました。
唯一の会話手段のパソコンに指が触れただけでアツくなるなんてどれだけ馬鹿なのかと、自分を嘲笑したことも少なくありませんでした。
二回目に貴方が居なくなったときは、何日かご飯も食べれませんでした。
拒絶されたと思ったからでしょう。
何をしても飄々としているイメージのある貴方を思い描いてはまた自分を嘲笑し、自分を傷つける方法をとって何度も、何度も貴方を忘れようとしました。
三回目に貴方にあったとき。
意味も分からず、目の前が真っ白になったのを覚えています。
でも、返信だけは早かったみたいですね。
返信の履歴を見ると一分で返してるんですもん。
どんだけ待ってたんだよ、っと自分自身を馬鹿にしました。
でも、その三回目も長くは続かなかった。
貴方が笑ってくれるのが嬉しかった。
貴方が怒ってくれるのが嬉しかった。
貴方が心配してくれるのが嬉しくて。
貴方が泣く姿を見るのが嫌でイヤで。
あなたに馬鹿にされても、貴方が笑ってくれるならそれでよかった。
でも、貴方は本当に笑っているようには見えなかった。
メールの言葉の一つ一つが嬉しかった。
けど、貴方がその裏で嫌うような色を見せたからかもしれない。
そう私が感じ取っただけだとも思った。
付き合っていたわけではない。
それはもちろん百も承知している。
ただ、離れていくあなたを見ているのが嫌だった。
二度と喋れないんじゃないかと思うのが怖かった。
うぬぼれていると自覚していても失くすのが嫌だ。
私のわがままで、何度も迷惑をかけたのは覚えています。
心配してくれたかはわかりませんが、特別だと感じ取っていた私は愚かです。
でも、私のせいで貴方が傷つくのは嫌だ。
また、お別れを言われるのが嫌だ。
今までありがとうございました。
大好きでした。
本当は、さようならなんて言いたくない。
言われたくない。
でも、言わなくちゃ貴方が幸せになれないとずっと思っていた。
ごめんね。
ありがとう。
ずっとずっと大好きです。
離れたくなんかありません。
届かない思いも、言葉も、まだ何も私は伝えられてない。
今の私の願いは、貴方が恋に落ちた人が貴方に恋に落ちて幸せになることです。
届かない。
届くはずのないこの言ノ葉をここに記述するのをお許し下さい。
大好きです。
愛してます。
ごめんなさい。
ありがとう。
悲しいも
苦しいも
ツライも
守る、守られるも
全部貴方が教えてくれました。
大好きです。
私は、貴方が大好きでした。