気づいたら異世界で冒険者ギルドのマスターになっていた

異世界に転生した林克己（はやし かつみ）は「絆システム」を手に入れた。
異種族と友情を築くことで絆ポイントを獲得し、強くなっていく。
人族、オーク、エルフ、ドワーフ、海族、竜族、吸血族、巨人族……。
どの種族も林克己に種族の才能をもたらす。
人族の闘気、オークの獣化、エルフの弓術、ドワーフの不滅の肉体、竜族のブレス……。
「罪悪の森」で目覚めた林克己は、エルフの女奴隷を救い、オークやドワーフと親交を深め、人族と協力して領地を築いていく。彼は農耕をし、塩や美酒を売ったり、奴隷を買ったり、様々な種族を招いたり……。
私についてくれば、いい暮らしをさせてあげる。
こうして、林克己はいつの間にか無数の異種族からなる領地を所有し、何でもできる存在になっていた。