たまご粥と結婚したくなった話/エンジェルは・・・
〜たまご粥と結婚したくなった話〜
体が弱っていてたまご粥が美味しく感じるようになった。
市販のレトルトのたまご粥を温めて塩を少し降る。うま・・・。
食道にも胃にもストレスのない柔らかさ・・・体に沁みる‼︎
温かくて優しくて包み込んでくれる。
弱っている時にそっと寄り添ってくれる。
たまご粥と結婚したいと思った今日この頃です。
〜エンジェルは・・・〜
私の記憶の中に彼はいるけど
彼の記憶の中に私はいないわ
それが寂しかったのよ
でもね
最後の最後に
ちゃんとエンジェルはいたのよ
そう
確かにいたわ
私にとってのエンジェルがね
それだけで今までのことが全て
報われた気がしたわ
人生捨てたもんじゃないなって思わせてくれた
もう充分なはずよ
紫陽花が枯れて
蝉が鳴いて
エンジェルが消える頃
夏が始まるわ
酷く蒸し暑い長い長い夏が