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僕はチョロいオタクなので、クラスメイトのギャルにモテ遊ばれています

作者:KK

 僕――雪名雅之(ゆきな・まさゆき)は、どこにでもいるマンガ好きの高校生。
 性格は大人しく内気で、クラスでも目立たない……いわゆる、陰キャラである。

 ある日、そんな僕の読んでいる漫画に興味を示したのは、クラスでもカースト上位の存在、モデルをやっていると噂されるような美貌の今風ギャル、大久保新菜(おおくぼ・にいな)だった。
 別次元の存在とも思っていた新菜に誘われ、彼女にお勧めの漫画を紹介する事になった僕。放課後、二人きりで本屋に行き、そのついでにゲーセンに寄ったり、思いがけず楽しい時間を過ごしてしまう。

 もしかして彼女、僕に対して少なからず好意を抱いているのかも……。
 あまりの良い雰囲気にそう思い込んだ僕は、帰り際、勇気を出して新菜に連絡先を交換しないかと持ちかけたのだが……結果、爆笑されてしまった。

「あははっ! まさかユッキー、あたしがユッキーのこと好きだとか思ってる!?」

 図星を突かれた僕は、新菜に散々『チョロい』と馬鹿にされ、バイバイされてしまった。
 その日の夜は、恥ずかしさと悔しさで悶えて眠れなかった。
 やはり彼女と僕は別世界の住人、これからはまた通常通りの日常が再開するんだ……楽しい記憶だったけど、もう忘れよう、と、そう決心した僕。

 しかし翌日、新菜にそんな僕の気持ちを正直に伝えたところ……何故か彼女が事あるごとに僕に絡んでくるようになったのだ!
 お昼の時間には探し出されイジられ、放課後は帰った後に追い駆けてきてイジられ、挙句うちに乗り込んできてイジられ……。
 これは、ひょんな事から関わってしまったクラスメイトのギャルに、チョロいオタクの僕がモテ遊ばれ続ける物語。

「ユッキー、本当チョロすぎ~」
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