異世界って存在してたんだなーって
目を覚ますとそこは王宮だった。もちろんのこと、こんなこと言ってる自分を自分でも信じられないけど事実なんだ。
俺の名前は和宮勇樹17歳、平凡なオタク高校生である。顔そこそこ背丈平均勉強平均、運動神経ちょっと上くらいのいわゆるモブってやつだ。それでもそこそこ満足してた高校生活を過ごし、今日も通学していたら急に地面が光だしたんだ。それで前の話しに移るんだけど、少しワクワクしてる。これっていわゆる異世界転移?チート?ハーレム?人生イージーモード?って思っちゃってるわけ。まぁそんな感じで回想は終わるぜ、べいべー
「ようこそおいでくださいました勇者様、どうか我が国ダルアンをお救いください」
このセリフ聞いちゃったらもうノリノリだよね、まぁ期待には答えなきゃって思っちゃう年頃なんですわこれ
「任してください、この勇樹にお任せあれ」
「まぁ頼もしい、それではステータスを拝見したいのでステータスボードオープンと唱えてみてください。きっと勇者と称号に書いてあるはずです。」
「これでいいか?『ステータスオープン』」
和宮勇樹 レベル1
称号異世界人 The モブ
HP10
MP4
筋力8
俊敏4
防御6
魔法攻撃2
魔法防御3
装備 一般の制服 革靴
使用可能魔法 映像魔法
...弱くね?