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エピローグ


俺とティアナ様は宿のベッドでいびきをかきながら爆睡している舞の

代わりに宿の部屋を片付けていた。

色々あったが俺達の旅行は今日で終わり、今日の正午には宿を出て我らが

ビスマスへと帰るのだ。

「そういえば啓太さん、私が勧めたとはいえ何で今回フルオライトに旅行

しようと決めたんですか?あまりお金を使いたくなさそうですから行くのは

もっと先になると思っていたのに」

もはや何も感じなくなってきた舞の下着類を俺は鞄に詰めながら今回の

そもそもの発端を話すことにした。

「ギルドで二十万レイズを受け取った帰りにちょっとサンドウィッチでも

買おうとお店に行ったら福引券をもらったんですよ、その福引券を使って

福引を回したらビスマスとこのフルオライトにある宿の宿泊券が当たったん

です、それが決め手でしたね」

そう、この宿とビスマスにある宿は姉妹店らしい。

ティアナ様に聞くとテレポートで連れて行ってもらえる、なら旅費も宿代も

タダだし舞には贅沢をしていると騙す事が出来る。

もしこの旅行が限りなく無料だと分かれば舞は帰った後にでも無駄遣いを

しかねない、だから本当にここだけの話の内緒だ。

「それじゃここに来たのはたまたまの偶然だったんですね、で、どうでしたか

この偶然の旅行わ?」

俺は机に無造作に置かれた酒瓶を片付けながら。

「楽しかったですよ、色々ありましたけどまた来たいと思っています」

「それは良かったです、今度来たときはゆっくりしたいですけどね」

「全くですね、あ、この話は舞には内緒でお願いしますね?」

「もちろんです、これは二人だけの内緒です」

ティアナ様がそういった瞬間やっと目を覚ました舞がよだれを垂らしながら。

「朝ごはんの時間が来た気がする・・・」

「片付けも終わったしご飯食べに行こうか」

こうしてご飯を食べて、俺達の初旅行は終え無事帰宅した。


次話はなるべく早く投稿します!

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