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1話 朝が来た
朝日があなたの顔を照らした。
僕は何故か嬉しくなった。
「まもなく終点。平塚、平塚でございます。」
もう電車はない、か。
電車に乗って早1時間半。夜でも明るい東京、横浜を抜け、僕は平塚という駅に着いた。
周りを見ても人は3、4人しかいない。
「とりあえず駅出るか」
そう呟き改札に足を進める。
夜は暗いほうがいい。
僕はまだ明かりがある出口と反対方向に向かった。
「おお。いいな。」
僕が喜ぶ暗さだ。スマホで調べるに近くに海があるらしい。海へ向かうとしよう。
「ちょっと!君!」
は?ヤバい。警察かよ!
僕は一目散に走る。できるだけ速く走った
幸い警察官は足が遅く簡単に撒けた。
「くそ。せっかくの夜を邪魔するなんて」
息を整えながらそう呟く。
「誰が邪魔したって~?」
そんな、撒けてなかったのかよ!
仕方ない。職務質問受けるか。
「すいません。警察官さん」
「は?私、警察官じゃないんだけど」
これが僕、宮武優弥の夜人生の転機となる与座さんとの出会いだった。
誰かに見てもらえたら嬉しいです。




