能力者主義社会でブサ面の俺が不死身になった件 1話
「能力者主義社会でブサ面の俺が不死身になった件」
俺は16歳のブサ面高校生!
全人類が能力を持つ能力者主義社会を生きる不死身的存在!
俺の能力は告白された回数だけ、死を回避出来る能力!
しかも、心からでは無くても、「好きです」など好意の言葉だけでカウントされる。
デメリットは、1人に1回までで、1人から何度言われてもカウントされない事だ。
で、今俺は死にかけている…。
最近、報道されている放火殺人鬼…。
そいつに遭遇し、廃ビルに連行されたのだ…。
俺には家族がいる、父と母、妹と祖母だ。
父と母、祖母は俺の不死身ストックの為、告白してくれたが妹には拒否された…。
俺は筋金入りのブサ面なのだ…。他人はもちろん、妹にまで拒否された。
ストックは3だが、今目の前にいる殺人鬼のおかげで2になった!
「げははははっ!お前何回燃やしても死なねえのか!?」
「燃やし放題じゃねえか!!!」
そして、こんな場所に連れてこられた…。
「てめえみたいな奴は初めてだ!楽しませてくれよな」
「お、俺の不死の能力は制限があるんだ!だかr」
「ファイヤーブレス!!!」
「うおおあああ!!!!」火が全身を覆う。
俺の意識が飛ぶと同時に火が消えた。
(まずい…。残りストックは1しかねえ…。)
「楽しませてもらったぜ!じゃあな!ファイヤーブレス!」
「アイスブレイド!!!」
俺が目を開けると血を流した倒れた殺人鬼と
氷の刃を手にしたセーラー服の女が立っていた…。