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アールグレイの日常  作者: さくら
アールグレイの生活
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日常

 休日二日目。


 休日らしく、睡眠をたっぷりとって起きる。

 太陽が眩しい。


 ペンペン様が起きていた。

 珍しい。窓から外を見る。今日は良い天気だ。

 布団をあげたら、まずは洗濯、回してる間に朝食をつくる。ご飯と大根の味噌汁、生卵、納豆、海苔、昆布の紫蘇煮、明太子。

 ペンペン様と一緒に食べる。

 食器を洗い、乾燥機へ。

 洗濯物を干して、掃除機を掛ける。


 ペンペン様はお出掛け。いつ頃お戻りですかとお伺いを立てると、夕方には帰るらしい。


 川沿いまで外出して、走る。

 天気が良いのに滅茶苦茶寒い。

 土手沿いを軽く10kmゆっくりと、ウォーミングアップで身体が温まったら、素振りを300回、各種筋トレを延々続ける。

 昼前に自宅に戻る。


 昼食は焼そば。食べ終えたら少し休憩。


 回復したら、また川沿いまで出かける。

 今度は、強度の走り込みの無酸素運動。

 普段使ってない筋肉を使う。

 限界まで、走り切る、…休憩。また限界まで走り切る、…休憩。繰り返す、延々と。

 程よく筋肉が解れた頃合いで、自宅に戻る。後は休憩。


 ペンペン様が鯛焼きを買って帰ってきたので、お茶をお出しして一緒に食べる。

 ペンペン様は、美味しそうにお食べになられた。幸せそうだ。見てる僕も幸せ。

 モグモグ…鯛焼き美味し。


 ペンペン様が、遅いお昼寝に入られたので、起こさないように、静かに魔法の基礎鍛錬を行う。

 呼吸法から、身体中を意識して、魔力を仮想して巡らせる。身体をゆっくりと、魔力循環させながら、動かす。

 うっすらと汗をかいたところで終了。


 夕食の準備に取り掛かる。

 お肉が無いので、余ったベーコン使って、今日の夕飯はベーコンカレーです。

 シチューにしようかと思いましたが、シチューのルウがありませんでしたので、カレーにチェンジです。

 食材を切り終わった所で、ちょうど起きたペンペン様に、カレーで良いですかとお伺いを立てると、鷹揚によかろうと頷かれましたので、カレー仕様に変更。


 祈りを捧げてから、完成したカレーをペンペン様と一緒に食べる。

 …美味そうに食べているなぁ。

 うんうん…作った料理を美味しそうに食べてくれると、幸せを感じます。


 食器を洗って、お風呂に入って、歯を磨いて、日記をつけて布団に入る。


 おやすみなさい。ペンペン様。

 ああ、今日も幸せでした。ありがとうございます。


 僕は、瞼を閉じた。





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