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ボーダーレスワーカーになろう  作者: 桐谷美和子
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ボーダーレスって?

 注意! これは小説ではありません。むしろエッセイに近いというか、ネットの時代になって、国境を関係なく働く方法などを体験談を元に書いていきたいと思います。*週1更新を目指していますが、不定期更新になると思います。予めご了承ください。


1-ボーダーレスって?


 文字通り、境目のないことですが、ここでは国境なしと思ってください。ネットで働けるということはある意味、どこにいても働けるということです。筆者は今フリーランスで常時2社とお仕事をさせてもらってますが、一時は5社とやっていました。今のメインは本社はアメリカですが、クライアントがスイスのためEU時間で勤務しています。もう1社もイギリスの会社のため、これもEU時間です。住まいがドイツなので、EU時間勤務のために不規則な生活をする必要はありませんが、メインの会社の本社チェックが必要な際は、アメリカ本社の勤務時間までに仕上げないといけないため、勤務時間が夜遅くにまで及ぶこともたまにあります。時差を利用した勤務体系を行ってる会社は以前からありますし、無駄がなさそうにも見えます。でもだからこそ、締め切りに追われてしまうこともあるので、一長一短だと思います。時差を利用した会社で1番わかりやすい例えは、日本で株主総会があったとします。その議事録を株主さんにできるだけ早く配布したいとなると、日本が夜の間に制作して、日本時間の翌朝に日本企業チェック、午後に配布というスケジュールなどで海外で現地採用した日本人に制作をやってもらう会社などがあります。


 筆者の仕事は俗にいう「Language job」と言われるもので、翻訳から市場分析まで、要するにAIのできないことをカバーしています。日本は市場が大きいため、EU圏では日本語-英語バイリンガルの求人が多いです。おそらくアメリカでもそうだと思いますが、ここでいうバイリンガルのレベルってどれくらいだと思いますか? もちろんピンからキリまでありますが、例えばカスタマーサービスなどは高い英語力は求められません。英語力も高いことに越したことはありませんが(その方が給料も良い)、基本研修が英語なのと、社内のコミュニケーションが英語のため(でもこれもマイクロソフトオフィスのチームのチャットがほとんど)会話は苦手だけど、読み書きは大丈夫という方でしたら、チャレンジしてみても良いと思います。


 一度、多国籍従業員系の在宅勤務可の会社に勤務すると次の転職もスムーズですし、もしくは仕事の依頼が来たりします。筆者も最初の会社に採用されるまでは50社は滑ったと思いますが(それこそ、私の小説「パラサイトマン」16話、17話で主役の幸雄がグリーンカードを持ってても、アメリカでの職探しで不採用の連絡すら来ないというのは実体験からです)ところが、1度採用されると履歴書の見栄えがぐんと良くなるし、LinkedInに経歴を載せてると、声がかかる率があがりました。その後の転職活動でも、面接で滑ることはありましたが、面接に呼んでもらえる確率が10倍くらいになりました。(以前は書類で滑っていました)

 

 次回は海外の会社(主にEUですけど)、仕事に応募してからのプロセスと攻略方法を述べたいと思います。


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