女は産む機械、では……男は何だ
少し前、安倍総理の一回目に総理をしたときのこと。
「女性は産む機械?」
そんなことを言った大臣がいた。そして、マスコミで取り上げられて、大バッシングされた。
どういうつもりで、そんなことを言ったのかは、わからない。
ただこの人はオッサンだった。
もっと言えば、男である。
話は変わるが、俺にも両親がいる。
つまりは父と母である。
もっと言えば、男と女。
もしものことを言う。
父が外に散歩に出かけクルマに、はね飛ばされ意識不明! そんなとんでもないアクシデントがあったとする。
その時、母は家中で家事をしていたが……その母がいきなり倒れ始めは大丈夫だったけどどんどん悪くなり意識不明になった!
そして俺は仕事場で、同時にその最悪二つを聞いたとする。
運ばれた病院は別々、違う場所……二人とも命が危ない!
……どちらを選ぶか?
そんな選択になったとする。
おそらく……俺は。
母!
こちらを選ぶ。
これは別に父が悪い性格で、母が良い性格だからではない。両者ともかけがえのない俺の両親だ。
だから本当は、同時に行きたい。
しかし、絶対無理なら、俺は母だ。
何故?
理由は簡単!
母が俺を産んでくれた!
これに尽きる。
例え父が俺を創る手助けをしたとしても……。
腹を痛めて、闘ってくれた! 俺をこの世に創るために、歯を食いしばって産んでくれたのは母だからだ。
そのことを、先ほどの「産む機械」と当てはめる。
これは言葉が悪い。
俺は「産む機能」がある。
そう思っている。
では、男は?
……何もない。
だから、損をする。
だって、金さえ家に運べば、居なくてもいいんだから。
俺は男女差別はしたことがない……かはわからない。
知らず知らずにしている可能性はある。
ただ、母は偉大であることは知っていると思う。
これだけは……言っとく。
おわり