秘密事
かにょん担当
佳奈視点
夢見が悪かった…
ゾンビに追いかけられるなんて最悪!
ゾンビって魔法効かない訳じゃないけど効きにくいんだよね。
お陰で死にかけた…
起きちゃったから少し新しい畑を作りに行こうかな?
確か近くにいい具合の広さの土地があった筈…
よし、肥料も持ったし種も持った!
ゴットマザーを起こさないように静かに家をでなきゃ…
外でれたー!
やっぱ夜っていいね!
早速目的地いこーっと!
ヴァンパイアって夜目が利くからランプいらずで楽だね!
あれ?誰かいる?
足音を消して近寄ってみよ〜っと!
見つかってもすぐに無かったことに出来るし、不審者だったら尚更始末しなきゃ。
とか思いながら歩いてたら木の枝踏んじゃったじゃん!
「誰っ…?!」
あれ?よく聞けば紫音の声じゃない?
「紫音?」
「え?佳奈?」
「なんでここに?」
紫音は私に気が付いたらしいけど同時に慌てだした
「あ、あのね!魔法の練習しようとか思ったとかじゃなくてね…!」
「本音漏れてるよ?」
「え…?ああっ!」
慌ててるww可愛いなぁ…
「別に怒ってないから大丈夫だよ〜」
「ほ、本当に?怒らない?」
「大丈夫、怒らないよ、怒られる可能性があるならゴットマザーだけだよ?」
「え?!もしかしてもう起きてる?!」
まだ深夜の3時なのにゴットマザーが起きてるわけがない、本来なら私も起きてないけど。
「大丈夫、まだ寝てるから怒られる事はないよ」
「良かった〜!でもどうして佳奈はここにいるの?」
「ちょっと夢見が悪くて起きちゃたの、だから畑でも耕そうかと思って。紫音は魔法の練習出来た?」
「うん!ちょっとだけ…」
「そっか、じゃあ出来るようになったら見せてね」
「わかった!」
さて畑耕すか…
「紫音、畑耕すけど一緒にやらない?」
「え?やるやる!」
いつもはなんかやらかしそうだからやらせなかったけどまぁ、いっか!
よし!やるか!
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2時間掛けてやっと作業が終わったよ!
「紫音お疲れ様!」
「佳奈こそ!」
「へぇ〜、じゃあ次はお仕置きだね」
あ、あれ?聞こえちゃいけない声が聞こえる…
「ご、ゴットマザー?なんでここにいるの?」
「紫音、起きて誰もいなかったら普通探しに来るよね?」
「お、おっしゃる通りです!」
「さ、2人とも帰ろ〜!お腹空いたよ〜!」
「「お前は呑気すぎる!(よ!)」」
あれ?なんか悪いことしたかな?
なんか2人に飽きられた気がする
なんでだろ?
「はぁ、まぁいいよ、帰ろ?」
「お、お仕置きはもちろん無いよね?」
「何いってるのかな?紫音?逃げられると思わないでね?」
「お、鬼ぃー!」
「誰が鬼じゃ!」
「2人とも早くしてよ〜」
((呑気だなぁ…))