表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/27

ランクアップ試験を受けよう

ブックマーク増えてて感激です!それでは今回もお付き合い下さい。


――3日後――

今日はランクアップ試験を受ける日か。少し緊張するな。よし、朝食をとってやる気を出すか!

「お早うございます!食事をお願いします!」

「あいよ、今日は黒パンとサラダ、スープだよ!少し待っとくれ!」

「はい!」


「待たせたね、しっかり食べとくれ!」

「いただきます!」

今日は黒パンか、確か黒パンは硬いからスープに着けて柔らかくするんだっけ?どんな味だろ?

・・・美味しい!もうこの前から美味しいしか言ってないな。だって仕方ないじゃん!ホントに美味しいんだもの。

「ふ~ご馳走さまでした」

「そうかい、今日も何処かにいくのかい?」

「ええ、今日はギルドに行ってきます。ランクアップ試験を受けるんですよ」

「そうだったのかい、頑張るんだよ!」

「はい、行ってきます!」


――ギルド――

う、まだ少し緊張するな。ん?何か人が集まってるな。何かあるのかな?後ろの方にいる人にきこう。

「あの、何かあるんですか?」

「ん?ああ、皆彼女を自分たちのパーティーに誘ってるのさ」

「彼女?」

「ああ、あの女の子のことさ」

ん~どんな人なんだろ?まだランクアップ試験まで少し時間あるし、見てみても良いよね?

――すると、そこに居たのは目が半開きで眠そうな感じを出し、水色の髪と真紅の目をもっている、いかにも魔法使いだと分かる同い年位の美少女だった。

ねぇ、僕らのパーティーに入らないかい?」

「いや、俺のパーティーに入らないか?」

「いえ、私の・・・」「こっちの・・・」

何か、大変そうだな。

「いや、私は一人でだいじょ――」

あ、目があった。ん?一瞬半開きの目を見開いて、何かこっちに来てる?はは、まさか惚れちゃった?まさかね。そんなことあるわk

――キュイン!

へ・・・?いや、今・・・?確かに俺の前でうつ向いてて若干頬を染めている感じもあるけど・・・ねぇ。

「あ、あの私はルーシャ・サンピア貴方は・・・?」

「え、あ、俺はユキト・テンドウです」

「そ、そう。いい名前ね  ボソッカッコイイ」

「そ、そうですか?有り難うございます」

「ユキトさ~ん、もう来てたんですか?早いですね。では早速行きましょう」

「あ、はい!あの、じゃあ俺はこれで。ランクアップ試験があるので」

「ん、頑張って」

「ええ、では」

「ユキトさん、ルーシャさんと知り合いだったんですか?」

「いえ、さっき会ったばかりです」

「そうでしたか。(ルーシャさんが自分から積極的に話かけるなんて・・・)行きましょう」


――訓練所――

「あの、ランクアップ試験って何をするんですか?ガザスさん」

「試験内容は、そのランクの試験官と模擬戦をして勝利することだ」

「試験官ですか」

「ああ、それぞれのランクのパーティーから戦いたい人を選んで模擬戦をするんだ」

「そうですか」

「準備が出来ているならもう呼んで始めるがどうだ?」

「はい、準備は出来てます。呼んで下さい」

「おう、じゃあ待っててくれ」


「連れて来たぞ。右からE、D、Cランクだ。さぁ先ずはEランクからだ。一人選んでくれ」

「あいつか・・・」「あんなんで戦えるのか?」「さぁ?」

う~ん剣士、魔法使い、タンク、その他にレンジャーか・・・選ぶのめんどくさいな。いっそのこともう――

「全員で」

「「「は?」」」

うおう全員ハモった。

「いやですから、全員対俺でお願いします」

いろんな人と戦って見たいし

「いや、ユキト君いくら君でもそれは・・・」

「大丈夫ですよ、ガザスさん、たぶん勝てますし」

「そ、そうか?まぁ、君がいいなら・・・君たちはどうだ?」

「あそこまで言われたらね・・・」

「ああ、少しお灸を据えてやらないとな」

「そうだな、なめたことを後悔させてやる。他のパーティーもそれでいいな?」

「ああ」「もちろん」

「そうか・・・では今から試験を始める!ルールは特にはないが相手を死に至らせる攻撃は禁止だ。あと、お互いの力を示す為に武器の使用を頼む。以上だ」

「武器・・・ですか?」

「ああ、まさか持っていないのか?」

「いえ、持ってますけど・・・」

「なら使ってくれ」

「ちなみに俺のこの剣は上級の魔剣だぜ?舐めてると痛い目みるぞ?」

「そうですか忠告有り難うございます」

「ではユキト、君も武器を出してくれ。君の武器は短剣かい?何も持っていないようだが」

は~仕方ない。出すか

「これが俺の武器です」

「なっ何処からそんなものを・・・その魔力袋か?それなら凄い魔力だな」

「これは魔力袋じゃないんですが・・・まあ良いです。始めて下さい」

「そうか、それでは試験開始!」


「いくぜ!他のパーティーも援護頼む!」

「おう!」「任せろ!」

「ウォォォォォォォォ魔剣をくらえ!」

ッピタ「な、何!?」

「お返しです」ブンッ

「グハッ!?重い・・・」

「よし、詠唱終わったな!魔法をうて!」

「ファイヤーボール!」「アクアボール!」「ウィンドカッター!」「ロックニードル!」

お、四方向からきたな。なら、全部切ってやろう。

「フッ!」

「な、全部切られた!?」

「どうしたんですか?ほら、一番強い魔法を撃ってきてください」

「クッならお望み通り撃ってやるよ!詠唱を始めろ!」

「や、やるのか?」

「当たり前だ!他の近接系の奴はあいつに攻撃しろ!」

「了解した」

「おう、総攻撃だ!」

「「「「「「「ウォォォォォォォォ!」」」」」」」

ん~近接系全員で総攻撃か~、一人ずつやるのめんどくさいな。一気にいこう。

「黒炎ー大渦」

ユキトが鎌を振ると、纏っていた黒炎が大きな渦になり、冒険者達にせまる。そして――

「クッ全滅か・・・だが、詠唱が終わった!くらえ!」

「ファイヤーランス!」「ウォーターボム!」「ウィンドスラッシュ!」「ロックブラスト!」

おぉ、たぶん中級の魔法かな?さっきのよりかは強いや。じゃあ――

「黒炎ー炎々の盾」

足元から黒炎が出現し、ユキトを守る盾となった。そして、四方向から放たれた魔法は全て消滅した。

「嘘だろ・・・中級の魔法でもダメなのかよ」

「中級の魔法も見れましたし、終わりにしますか。お礼に魔法を見せてあげましょう」

「「「「え?」」」」

「炎魔法ー炎弾」

ユキトの周りに炎の弾丸が出来、魔法使い達に向かっていった。そして――全てHitした。

「あ、やり過ぎた?まぁ、治せば大丈夫だ!」

「治癒魔法ー再生」

よし、冒険者達も訓練所も再生させたし良いだろう。

「ガザスさんこれで良いですか?」

そう言い振り返ると――ポカンとしているガザスさんがいた。

「ガザスさんどうかしましたか?」

「・・・ん、ああ、いいぞ。いや、想像よりすごかったのでな。これは、まだ世界で一人もいないSSSランクが生まれそうだな!」

――因みにSSSランクはまだ世界で一人もおらず、SSランクも世界で5人しかいない。――

いやいや、そうポンポンランクが上がってSSSランクになれるわけないじゃないですかガザスさん。




























ん?














よし、今回はn

――キュイン

・・・もう知らない。もう何も言わないよ?ハァ、一気に疲れがきた。

「あの、今日はもう帰っていいんですか?」

「ああ、いいぞ。但し明日手続きを済ますからもう一度来てくれ」

「はい。分かりました」


――1階――

終わった~何かつかれたな。速く宿に帰ってねよう。

「ね、ねえ。試験は終ったの?」

ん?誰だろ――てルーシャさん!?

「は、はい。終わりましたよ。どうかしましたか?」

「いや、その・・・少し話てみたいなと思ったから」

「話ですか?良いですよ・・・と言いたいですが疲れてしまったので明日でもいいですか?」

「そ、そう。なら仕方ない。ところであなたは宿に泊まってるの?」

「はい、安福亭に泊まってます」

「え・・・一緒の所。良かったら夕食一緒に食べない?」

「夕食ですか、良いですよ」

「有り難う。じゃあ、また夕食の時に」

「はい、また後で」

うわ~同い年の美少女に夕食を一緒に食べないって誘われちゃったよ。やったね!いや、でも食事に誘ってくる何て・・・しかも試験が終わるまで待ってたのかな?さっきいた人達とは違う人達がほとんどだし。そうだとしたらあのフラグは・・・いや、ないか。ないない。そんな俺みたいな人を好きになる人何ていないよね!

思い込みか!←自覚がなくて周りからの好奇の視線の意味も分からない人

さぁ、宿に帰って休もう!夕食までまだ時間あるし寝よう!


――はッ寝すぎた!?辺りも大分暗いし、流石にもうルーシャさんも食べ終わってるか。それなら今度謝らないとな。

「あ、ユキト君、待ってたよ」

あれれ~?待ってた?さっききたのかな?

「す、すみません。寝てました」

「大丈夫。それよりも食べよう」

「そうですね!」

「そ、その・・・」

「はい?どうかしましたか?ルーシャさん」

「その、敬語は要らない。年おなじだろうし。あと、ルーシャでいい」

いやいやいやいや、同い年の美少女を呼び捨てってハードル高ッ。無理だってそんなの。

・・・う、物凄く見つめてくる。ハア~覚悟を決めるしかないか!よし、いくぞ!

「る、ルーシャ」

「ん、何?ユキト」

えええええええええええええ!?まさかの向こうからも呼び捨て・・・うわ~こんな可愛い女の人と名前を呼び捨てで呼び合うとか恥ずかし~!いや、うれしいんだけども。これは、やっぱりあのフラグ・・・?いやいや、同い年の冒険者がいて嬉しかっただけだろう。きっとそうだ。

「ん・・・もう食べたから上がるね。また明日」

「はい、またあし・・・た!?」

え、明日も?まぁいっか。ルーシャは美少女だし。さぁ俺も部屋に帰って眠ろう。


お読みいただき有り難うございました。ヒロインの一人を登場させましたがどうでしたか?よろしければ評価、ブックマーク、感想等宜しくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ