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学園世界の調べ人  作者: 時白
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友達に聞いてみた

 

 日曜は終わって月曜日の放課後。

「おい。次野。なんか面白いことないか?」

 友人の次野に聞いてみる。

 とりあえず友人たちから情報収集だ。

 一万円の為にこつこつとやっていこうと思う。

「ああん? 面白いことなんかこの学校にあるのか? こっちが聞きたいわ」

 情報収集は最初から失敗した。諦めるな僕。もう少し情報収集だ。

「学校でなんかあった?」

「だからなんもねーよ。平和そのものだ。しいて言うならヤヨって先輩が相変わらずやべえって話かな」

「ヤヨ先輩って誰?」

「ヤヨ先輩だよ? 知んないの? 中庭のベンチで空見上げながらニヤニヤ笑ってるヤヨ先輩」

 何それ。やべえ奴じゃん。

「昔は、おかしい人じゃなかったんだけどな。新聞部の人でさ。隣のクラスの弥勒が世話になってたって」

 弥勒はバスケでスリーポイント勝負するぐらいの仲だった。

「あっちょっと話を聞いてくるわ」

「いや。やめとけ。お前と弥勒は仲悪いだろ。バスケ勝負をして卑怯な手でお前が勝ってから」

「そうだった。諦めよう」

 忘れてた。弥勒のゴールネットの上に網で蓋をしてゴールに入らないようにしたんだ。

 圧勝したけどバレて卑怯者と呼ばれたんだっけ。

「ああ。やめとけやめとけ。変なやる気だしてるみたいだけどな。とりあえず俺みたいに仲のいいやつに話を聞いていけよ」

 あ、僕も仲がいいと思ってだけどこいつも僕と仲がいいと思ってくれてたんだ。少し嬉しい。

「何だよ変な顔して? 気持ち悪いな」

 その発言はマイナスポイントだぞ次野。

「何でもないよ。そうだね。まずは仲のいい奴から聞いていくよ」

「ああ。なんかよく分からんがほどほどにな。好奇心とかは猫を殺すらしいし」

 猫じゃないから大丈夫だし。噂話やらなんやら聞くだけだから大した事ないと思う。






「よっす。六重」

「よっす。どした?」

 僕の最後の友人である六重で情報収しよう。

 友人と呼べる人間が二人。

 僕の人望は中々のものだと思う。嘘です。人望ないです。僕に人気とかないです。彼女出来たこともないです。

「おい。マジでどうした? 暗い顔してんぞ」

「何でもないよ。それより、なんか面白いことない?」

「ないな」

「事件とか噂とか怪談とか何かない?」

「事件? 物騒な事はないだろう。寮のテレビでもやってねえし。噂はそうだな……男と女の付き合いだした話とかしかないな。聞きたいか?」

「聞きたくないです」

 なんでリア充の話を聞かなくちゃいけないんだ。

「怪談は……学校七不思議ぐらいしか知らねえ」

 僕はその七不思議を知らない。

「おっ。七不思議は聞きたいな」

「二つだが聞くか?」

「七個じゃないの!?」

「俺が知ってるのがだよ。後はオカルト部にでも聞け」

 なるほど。見知らぬ人間に七不思議を聞かれるという新たな不思議が生まれる気がするね。

「とりあえず話してくだせえ」

「んじゃ簡単に。学校の七不思議を全て知ると狂ってしまうんだとさ。これ一つめな」

 いきなり七不思議を調べる気なくす七不思議キター!

「後は、この学校でやってるテストの話だな。好成績だとご褒美があるみたいな話だ」

 ちょっと……カウントダウン入ってるよ。後、五個で僕は狂うよ!

「ああ……聞かせてくれてありがとう」

「ああ他の七不思議はオカルト部に聞けな」

 聞くかボケ!!













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