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夏生詩集

煙草

作者: 夏生

百害あって一理なし


煙草の背中にべったり貼られた


タダシイコトバ


煙草のポイ捨て


完全悪!


歩き煙草


非道の極み!


煙草の煙り


毒ガス!


誠に


ごもっともな


意見です



クリーンな身体とクリーンな空気


素晴らしいことです


拍手、拍手




でも



息苦しい



間が


消えてしまったのです



言葉がのどに詰まって


吐き出せなくて



「ここは禁煙です」



憩い場に憩いがなくて


煙草より悪いものはあります


たくさんあります


私はそれを


掴もうと手を伸ばしています



そのことは



誰も気づきません


誰も咎めません


誰も























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― 新着の感想 ―
[一言] 煙草よりわるいものに手を出しちゃダメですよ! と、この詩の中の主人公に言ってあげたいです。 だれかに気づいてほしいのでしょうか。
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