君へ
ねぇ、お願いがあるの。
元気な君に、出会った頃の君に、
戻って欲しい。
ねぇ、お願いがあるの。
明るい君に、輝いていた君に、
戻って欲しい。
ひょうきんで、お調子者で、
優しくて、人懐こくて
繊細で、寂しがりやで
子供っぽくて、オトナな君。
そんな君のいいところ、
あの頃、たくさん見つけたよ。
けどね、私は君とは付き合えない。
私といたら、君はダメになる、
そう思ったから消えたのに……
いつまでも、思い出の品、
そんなに大切にしないで
もっと、君のずっと大切にしてたものたち
今までみたいに、大切にして欲しい
もう、待たなくていいよ。
私より、もっともっと君のこと、
見てる人がいるんだよ。
私より、もっともっと、君のそばに
居たい人がいるんだよ。
ごめんね、ひどいヤツだよね。
君といると、楽しかった。
君の存在は、大切だった。
でもね、それは……
友達としてだった。
私はホントは、いつまでも友達で居たかった。
その気持ちが、君を傷付けたね。
けれど、応えられない。ごめんね。
君は大切な友達だったよ。
なんでも真剣に相談に乗ってくれた君。
一緒にバカやってくれた君。
いつも一生懸命な君。
君と過ごす時間は、確かに居心地がよかったんだ。
だから、ずっと友達のままでいたかった。
けれど、それが君を傷つけるなら、
友達でいたいなんてただの私のわがまま。
早く私を忘れて欲しいから、
もう、メールもしない。電話もしない。会わない。
ごめんね、恨んでもいいよ、
嫌いになってもいいんだよ。
だから、お願い。
元気な君に戻って欲しい。
いつまで待ってくれても……
私は君の想いに、応える事はできないから。
どうしてこんなに長くなった(^^;;