こんなことが現実にあったら楽しいのにな~
なぜこんなことになったんだろう
気がついたら知らない世界にいるなんて・・・
こんな漫画みたいな展開信じられなかった。
しかし、周りの人々は知らない言語をしゃべり、魔法みたいなものが街中で行きかってるし、受け入れざるを得なかった。
「どうして俺が異世界に飛ばされたんだろう?なんか使命的な流れでかな?」こんな風に一人考えながら、いつの間にか異世界である事を受け入れてしまっていた。
まず、俺の説明から入ろう。俺は高木達也、16歳、高校一年生(元)、至って普通の高校生だった。唯一つ、他の人より優れているとすれば、何事もすぐ受け入れられ、流れに身を任せることができることだ。今の状態に関しても、「まぁ何でもいいや」ともう流れに身を任せてしまっている。
さて、また物語に戻ろう。
俺が、これからどうしていこうかとぼ~~っと考えていると、
「助けて下さい!!」
いきなり女の子が飛びついてきた。
「おぉ、こんな展開から異世界の旅が始まるのか」
半分わくわくしながら、次の展開を待っていると、
「おい待ちやがれ!!このアマ!!」
3人の厳つい男達が追いかけてきた。
そして、一人は炎、一人は風、一人は水といったように、別々の魔法を一気に俺のほうにぶつけてきた。「う~~ん、これはどうすればいいのかな~」
ボケ~と考えていると、女の子が
「何とかしてよ!!助けてくれたら何でもするから」
などと、理不尽なことを言ってきた。
俺はめんどくさく感じ始めながらも、。すると、俺らの前に巨大な光の壁ができ、男達が放った魔法が完全にはじき返されたではないか。
男達や女は全員が唖然としていた。
「何だその魔法は!?そんな簡単な詠唱で何でそんなに大きな光の壁ができるんだ!!」
男達が口々に驚きを言葉に表している。
女のほうは、
「ほらもっとすごい魔法であいつらやっつけちゃえ~」
といったように、調子に乗って、叫びまくっている。
俺は、男達に向かって
「まだやるの?次は手加減できないよ」
と脅し文句を言ってみると、
「覚えてろよ!!」
男たちは叫びながら、逃げていった。
「すごいじゃない」
と笑顔で言ってくる女に向かって、
「何でもやらしてくれるんだよな!?」
俺は興奮しながら詰め寄った。
俺は男達と戦いながら、女に何をやらすのかずっと考えていた。
「えっ!?何をやらすつもりなの」
と俺から離れながら言った。