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居酒屋のれんへようこそ

作者: 昼寝枕

日本のとある飲み屋街。

清吾は数年前、この街の一角で居酒屋を開いた。

こぢんまりとしてカウンターに10人も座ればいっぱいになるこの居酒屋には、今では毎夜常連が訪れるようになり、派手な儲けはないが潰れることもなく細々と続けられている。

仕込みも店内の掃除も終わり、清吾はよしっ、と気合いを入れ頬を叩くと、笑顔で暖簾(のれん) を手に取る。

「のれん」と書かれたその暖簾を軒先に掲げると、今日も居酒屋「のれん」の営業が開始した。


「へい、いらっしゃい!」

開店して最初にやって来たのは一番古い常連の朔次郎だ。

「よう、清ちゃん。今日もいつもの頼むよ」

そう言いながらいつも通り奥から2番目の席へ座る。

「今晩は朔さん。こんな早くから来て、また奥さんに叱られますよ?」

そう言いながら生ビールとタコときゅうりの酢味噌あえを用意する。

朔次郎はこの店を訪れるといつも最初にこの組み合わせを頼むので、清吾も朔次郎の姿が見えた瞬間から用意を始めるのだ。

「叱るも何も…。清ちゃん、聞いてくれよ~」

朔次郎は出てきたビールを一口飲むと、まるで悲劇の主人公のような顔で言ってくる。

「嫁のヤツがさぁ、今日から1週間娘と孫と旅行に行くってよ~、今日の朝になって言いやがるんだぜ?そんな話聞いてないって言ったら『今言ったんだからいいでしょ?』ってよ。そういう事じゃないだろぉって、清ちゃんも思わねぇか~?」

「ははっ、確かに。朔さんだって娘さんとお孫さんに会いたいでしょう。誘ってくれれば良かったのにねぇ。…お孫さん、今2歳でしたっけ?」

清吾が言うと、

「そう、そうなんだよ!1週間はいけないにしても『あなたもどう?』とか一言言ってくれればよ~…、俺もりっちゃんに会いたいのに」

と、スマホを手に取り見始めた。

段々とでれでれ顔に変わってきたということはおそらく孫の莉子の写真を見ているのだろう。

「ほら、つい1週間前のりっちゃんの写真。どう、かわいいでしょ?」

「おお、だいぶ大きくなってますね~」

そんなやり取りをしていると、

「やっほー、おじさん。あ、朔さんももう来てたんだ」

と、2階から眠そうにピンク髪の女の子が下りてきた。

「ミヤ、遅いぞ。何してたんだ」

「え~、夜中から昼くらいまでゲームのライブ配信してたからちょっと寝てたの。ちゃんと起きたんだからいーじゃん」

と言いながらエプロンを身に着ける。

「ミヤちゃんはゲームの動画を配信してるのか。いいねぇ、若い子って感じで」

「ゲームだけじゃないよ。ここの設備貸してもらって料理動画も撮ってるんだ。案外人気なんだよ?」

「ああ、ミヤちゃんの料理は美味しいからねぇ」

と、朔次郎がビールを飲み進める。

1杯目を飲み終わったころ、もう一人の常連、寛太が現れる。

「よう、カンちゃん」

「お、朔さん、今日は早いね」

寛太は朔次郎の右、2つ席を空けた隣に座ると、

「星ちゃん、ハイボール1杯。それとミヤちゃんスペシャルお願い」

と、言った。

ミヤちゃんスペシャルとはその日によって違う、ミヤの手料理だ。

「は~い、ミヤちゃんスペシャル承りました!今日の料理はテールスープだよ」

「ここんとこなんか煮込んでると思ったら、そんなの作ってたの?」

「へへ~、いいでしょ」

呆れたように言う清吾に、ミヤは胸を張って見せ、寸胴鍋に火を入れる。

「はいカンちゃん、ハイボール!」

清吾が寛太にハイボールを渡し、少ししてミヤがテールスープを置く。

「お、いい匂い」

「すごく熱いから気を付けてね」

ミヤの言葉に用心して口をつける寛太だが、やはり熱かったのか、少し飲んですぐにハイボールを口にする。

「ミヤちゃん、これすごく美味しいよ」

「やったあ!」

ミヤとそんなやり取りをしている間に、

「清ちゃん、チキン南蛮頼む」

と、朔次郎が2杯目のビールを飲みながら言った。

「そういや朔さん、こんな早くに来て奥さんにまた怒られるんじゃないの?」

寛太が言うと、

「それがさあ!」

と、朔次郎は先ほどと同じ話を始めた。さっきよりも酒が入っている分、勢いがいい。

そんな朔次郎と寛太のやり取りを聞きながら、南蛮用の鶏を揚げていると、

「…おじさん、来たよ」

と、ミヤが突然入り口に目をやった。

その言葉に清吾も入り口を見る。

すると、外の暖簾が少し揺れ、ほどなくして戸が開く。

朔次郎と寛太も戸口を見ると、そこに立っていたのは、若い男だった。

ただし、その男は普通の恰好をしているわけではない。

鎧を着こみ、背中にはマントをなびかせて入ってきたその男は、さながらRPGの勇者のようであった。

「…ここは…?」

男が店の中に入ると、戸口が勝手に閉まる。

「いらっしゃい」

清吾は驚いた様子もなく、落ち着いて声をかけた。

常連の2人も驚くでもなく、その瞳は来た来たと言わんばかりに輝いていた。

そう、この「のれん」ではたまにどこかよその世界からの来訪者が訪れる。

常連は料理だけでなくその来訪者を待ってここへ足を運ぶのだ。

「居酒屋『のれん』へようこそ。まあ、そこら辺の席に座って」

清吾が言うと、勇者風の男は戸惑いながら、

「いえ、そんな暇は…、私は帰らなければいけませんので」

そう言って戸口へと向かい、開けようとするが、

「…っ!?開かない!?」

焦って戸を開けようとする男に、

「だからまずは座ってくださいよ」

清吾は声をかける。

男は清吾をにらみつけると、

「なんで開かないんだ!?というかここはどこなんだっ!?」

怒鳴りつけるように言う男に、清吾は小さくため息をつくと、

「だからそれを説明しますから、まずは座って」

と、言い返した。

男はしぶしぶ席に着く。

「まず、ここはどこか、っていうことなんですが、日本っていう国にある居酒屋の「のれん」という店です」

「ニホン…?聞き覚えが無いな」

男の言葉に、朔次郎が笑いながら、

「そりゃあそうだろうさ。ここはお前さんの住んでた世界じゃあない。言ってみれば異世界なのさ」

朔次郎の言葉に、

「なんだって…!?」

と、男は驚く。

「まあ、原理はよくわからないんだけどね。うちにはたまにあんたのような別の世界からの客が迷い込んでくる。職業も種族も様々でさ。この間来た客はオークの鍛冶屋だったっけ?」

ミヤが言うと、朔次郎がそうそう、あいつはでかかったなぁ、と相槌を打つ。

「でも、ここが異世界だとして、なぜあなたたちはそんなにも落ち着いていられるんです?」

訝しげに問う男に、寛太は、

「そりゃあ、ミヤちゃんが今言った通り、たまに来るからだろうなぁ。あんたにとって初めての経験でも俺らにとってはまた来たか、っていう程度さ」

「そういうことです。まあ、ここに来る常連さんは基本的にたまにいらっしゃる異世界からの訪問客を一種のアトラクションとして楽しみにしてるんですよ」

そう清吾に言われ、男は絶句する。

「それはそうとあなた、お名前と年齢を教えていただけませんか?」

清吾の問いに、

「あ、ああ。私はエルム。歳は18で現在魔王を倒すために旅をしている勇者だ」

そう、男…エルムが名乗ると、

「大人びて見えたけど18か。じゃあ酒は出せないな。…ミヤ、この子にノンアルコールのモヒートを作っててやって」

清吾の言葉にミヤは頷いてライムを冷蔵庫から取り出した。

「まあ、この国の法律でね。20歳未満の子に酒を出すといけないってことになってるから飲み物はノンアルコールにさせてもらうよ」

「あ、ええ、お構いなく。それで、ここから出られないのは…?」

エルムが聞くと、

「それがね。ここに来る異世界からの客はどうやらとあることをしないと外に出られないみたいなんだ」

「その、とあること、というのは?」

エルムの言葉に、店の中にいた全員がニヤニヤとエルムを見る。

「…な、なんですか…?」

不穏な空気にエルムが少し引き気味に聞くと、朔次郎が口を開く。

「兄ちゃん、今悩んでることがあるだろう。飯でも食いながらそれを話していきなよ」

突然そんなことを言われ、エルムが困惑していると、

「それが、この店から出る条件なんですよ。よくはわからないんですがね、この店に異世界からの客がやってくると、その人は店の外…この建物から出られなくなる。でも、話をするといつの間にか出られるようになるんですよ」

清吾の言葉にエルムはいや、でも…と渋る。

「話さないと建物外に出れないよ。まあ、トイレはあるし、2回の居住スペースに風呂とかもあるから別に出れなくても困らないとは思うけどね」

ミヤが言うと、

「いや、出られないのは困ります!」

と、エルムは返す。

そんなやり取りを見ていた寛太が、

「何を渋ってるか知らないが、早く吐いた方がいいんじゃないの?大丈夫だって、話はここにいる奴らしか聞かないし、ここはお前にとって異世界だ。ってことはどんなに恥ずかしい話をしてもお前の元居た世界の連中にばれる心配もない。悩み事なんて1人で悩んでても解決するほうが珍しいわけだし、それならいっちょここにいるおにーさんたちにぶちまけてちょっとでもすっきりしたほうがいいんじゃないか?」

エルムは寛太を見ると、少し悩んだ後に、

「わかりました」

と言った。

「それじゃ、話代にこれをどうぞ」

そういって清吾はモヒートと一緒に鶏のから揚げを差し出した。

エルムは軽く会釈すると、話を始めた。


「私は、小さな村で生まれ、ずっとその村で生活をしていました。村には友人もいて、のどかで、平和で、不自由することはそんなになかったように感じます。でも、私が10歳になるころにはそんな村の周囲にも魔物が現れるようになりました。そんな中、私はほかの誰よりも魔物退治が得意で、15になるころにはその名前は近隣の町にも届くようになっていました。16歳になった時に、お城から私のもとへ使者がやってきました。使者は古い剣の柄を私に差し出し、『この柄を握ってみなさい、もしもあなたが勇者であるなら柄から刀身が生まれるでしょう』と言いました。私は戸惑いながらも柄を握り、結果、見事な刀身が現れ、私は勇者と呼ばれるようになったのです。使者は私に一緒に城へ来てほしい、といいました。しかし、私は、もしも私がこの村を離れたら村はどうなってしまうのか、という心配で結局その場では城に行くことを拒んだのです。ですが、その後、両親やほかの村人たちからの説得もあり、私は城へと向かう決心をしました。そして後日…今度は国の王子が直々にやってきたのです。王子は私に頭を下げ、一緒に城へ来てほしいと頼み、私はそれを了承しました。そして、王子と一緒に馬車に乗り、いざ城へと向かうぞ、というときでした。見送りに来ていた私の幼馴染を見て、王子が幼馴染にも一緒に城へ来てほしいと頼み込んだのです。幼馴染は王子の頼みを無下に断ることもできず、了承し、同じ馬車に乗り込みました。そして、城へと着いて王様に謁見をしたのですが…王様は私に、勇者として魔王を退治してくるように言いました。私も、そうなることは分かっていたので了承し、準備を整え旅立つつもりでいたのですが、王様の話が終わると、王子が幼馴染を連れてやってきて、『この人を私の妃として迎えたい』、と言い出したのです。私と彼女は驚きました。なぜなら、私は、昔から彼女のことを好きで、いずれ結婚をして、あの村で2人平和に暮らしていければ、と思っていたからです。そして、おそらく彼女も私と同じ気持ちであったと思います。しかし、王子や王に意見をするなど、私たちに到底できることではありません。私たちが何も言えないでいる前で、王は王子に『今はそのようなことを話す時ではない。だが、勇者が見事に魔王を討ちとったならば、その時は前向きに考えようではないか』と言いました。私は、何も言うことができませんでした。もしも魔王を倒せたなら、平和な世になったなら、村で彼女と2人幸せに暮らしていくという夢が、音もなく崩れていくのを感じました。そして、一晩悩んでそれでも妃として彼女が幸せに暮らせるなら、と思い直し、私は旅立ったのです。旅は時に辛く、悲しいこともたくさんありました。ですが、旅先で出会った仲間と一緒に、楽しく過ごしてきたのです。そして、今、旅の終点である魔王城がもう目前で、数日内にすべての決着が着くというところになり、王子と彼女の結婚の話がよみがえってきました。この旅が終われば、彼女は王子と結婚をしてしまう…そう考えると、魔王を倒すことをやめたい、と思うようになってしまったのです」

エルムはため息をつく。

エルムの話を聞いていた、特にミヤと朔次郎は露骨に呆れた顔をしていた。

「え~と、エルム君…?今の話でちょっと聞きたいんだけどさ…あなた、その幼馴染の彼女に告白したこと、あるの?」

ミヤの言葉にエルムはきょとんとして、

「いえ、ないですよ。彼女とは心が通じ合っていると信じてましたので」

エルムの言葉に、全員さらに呆れたような顔をする。

朔次郎は大きくため息をつくと、

「エルム。悪いことは言わないから、魔王を退治して城に戻ったら一回彼女に告白してみなさいよ。あのね、多分だけどわざわざ一国の主が勇者になってほしいって頼んできたんだからお城に帰って王様に報告した時に彼女に会わせてほしい、伝えたいことがあるからって言えば会わせてくれるだろうし、ね?ちゃんと告白してみよう」

朔次郎の言葉に、

「ええ!?そんなの無理ですよ。そんな恥ずかしいことできるわけないじゃないですか!!」

「いや、待って。あなた、恥ずかしいって…一応言うけどさ、告白もしてないってことはまだ付き合ってもいないってことじゃん?」

「告白をしていないと付き合ってはいけないなんて誰が決めたんですか!」

「いやだって彼女に好きって言ってないし、多分だけど彼女から好きっても言われてないんでしょ!?」

「彼女も恥ずかしがり屋だから好きって言えないんですよ」

ミヤは何こいつ、といった感じにドン引きしている。

「まあまあ、エルム。彼女が恥ずかしがり屋で好きって言えないんならなおさらさ。ちゃんと好きですって告白はした方がいいよ。おじさんもねぇ、若いころに今の嫁さんと出会ったんだけど、おじさんのひとめぼれでねぇ。もう、その人を手に入れるためなら恥ずかしいとかそんなこと思ってられなくて、なりふり構わず猛アタックしたんだよ。そしてある日、付き合ってくれるってなった時にもう天にも昇りそうなくらいうれしかったよ。エルム、君は心が通じ合ってるっていうけど、だったらなおのことちゃんと告白すればいいと思うよ。きっと彼女だってそれを待っているだろうからねぇ」

朔次郎の言葉に、いや、でも…とまだ渋るエルムに、今度は寛太が、

「お前、もう魔王を倒そうってくらいに勇気があるのに女1人に告るとなるとなんでそんな臆病になるんだよ。一つ言うが、心の中で好きだと思ってても何も言わずに、しかも王子とやらにとられそうになってるのに彼女の幸せのためなら、なんて沸いた考えでやっぱり何も言わない脳内完結男のことなんか結婚したらたとえ両思いだろうが『結局あの人は私のことは何とも思っていなかったのね』ってすぐ忘れ去られるのがオチだ。もしかしたらもうそろそろお城の優雅な暮らしに慣れて、『やっぱり私はこの人と一緒になりたい』なんて王子に傾いてるころかもしれないぞ!お前なあ、本当に彼女と幸せになりたいんなら、魔王倒すくらいの勇気振り絞って彼女に告白しろ。好きな奴に好きとも言えないやつが幸せになれると、人の幸せを分かれると思うなよ!」

とまくし立てる。

エルムはしばらくブツブツ言いながら考えていたが、

「…わかりました、告白してみます。告白するためにも絶対に魔王を倒して見せます!」

そう言ってモヒートを一気に飲み干す。

そしてから揚げを平らげると、

「ありがとうございました、少しすっきりしました」

と言って金貨と思われるコインを数枚置いて席を立つ。

「よーし、頑張るぞ!」

「おーおー、頑張るんだよ~」

「じゃあな、ちゃんと魔王を倒して世界を平和にするんだぞ~」

「ご来店ありがとうございました」

来たときよりも少し明るい顔つきになったエルムに、別れの言葉を述べると、エルムは会釈して戸口から出ていった。

「…いっちゃったねぇ」

朔次郎は言うとすでに3杯目のビールを飲み干した。

開け放たれた戸口から夜風がふんわりと入ってくる。

寛太は戸を閉めると、席に着き、

「ところで、あの兄ちゃん、告白が成功すると思うか?」

と口にした。

するとミヤが、

「いや、多分…。始終勝手な思い込みっぽい感じだったし振られると思う」

とため息をつく。

「まあ、振られたとしてもしても思いを口に出すっていうのが彼が前に進むためには大事なことだと思うし、いい経験になると思いますよ?」

清吾は言って、寛太にだし巻き卵を出し、

「さて、彼の告白が成功するか、失敗するか、それは分かりませんが、とりあえず恋愛経験が豊富そうなカンちゃんの話でも聞きならが彼の前途に幸あらんことを祈りましょう」

そういうと、

「いいねぇ。あ、ミヤちゃん、ミヤちゃんスペシャル頼むよ」

と、朔次郎が笑いながら言った。


こうして、居酒屋「のれん」の夜は更けていく。


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[一言] 初感想です。体調にはお気をつけて、頑張ってください。一読者として応援しております。作者様の楽しい小説ライフを心から祈っています。
2019/06/01 18:18 退会済み
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