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パチンコ依存 人間失格。

作者: ピンパポ

この小説は作者本人の現実を書かせていただきます。


まずは簡単な自己紹介から。

1993年生まれ、24歳、男、これが私のプロフィール。

小学生の時に親は離婚をし、母子家庭で育つ。

現在は実家住みで、仕事はしていてフツーの会社員。

趣味はパチンコ。

まぁざっとこんな感じです。


この趣味のパチンコ。こいつが俺の人生を狂わしてる。

大学の時にパチンコを覚え、初めはお小遣いの範囲内で低貸しで遊ぶ程度。なつかしいな、初めは低貸しでも楽しかったな。


初めて4ぱちを打ちまさかの15万勝ち。

そう。この大勝ちこそがのめり込んだ理由。


大勝ちを一度味わってからというもの、

低貸しで当たっても面白くない。

もっと勝とう!そして、4ぱちで負けて。


もちろん最初はお小遣いの範囲内で。

しかし、それも長くは続かず。

初めて親に学校で集まりあるから送金してほしいと

嘘をついた。


もちろん母はそれを信じて送金。

郵便局へ行く自分。おろして気がついたら

いつものパチンコ屋へ。

そして、負ける。

この一回ついた嘘。

今思えばこれがもうパチンコ依存の始まりだったんだな。


バイトの給料が入って

その日は朝一からパチンコへ。

1万、2万、3万と無くなっていく金。


でも、2000枚出せば。10000発出せば。と考え追加投資。

4万、5万。

とりあえず負けを減らして帰ろう。

追加投資。気づくとATMへ。

そして、給料日の夜にはすっからかん。


その度にパチンコはやめようと決意。


2、3日すると、何かしら理由をつけて母に連絡。

そして、またパチンコ屋へ。

この繰り返し。


さすがに、母も金の減り方に違和感を感じ

質問をいくつかしてくる。

それをさらに嘘で華麗に回避。

がしかし、そんなに母も金があるわけもなく

送金を減らされる。


ここで次のステップへ。

そう。友達です。

周りはパチンコ好きな友達が多くて

いつも4.5人でうちに行く。

そうすると1人くらいは勝つわけですよ。


そうなんです。自分が負けて

誰かが勝つとその時には勝ってる人から2万とか借りる。

そりぁ勝ってますからニコニコしながら貸してくれるわけですよ。。。

それを繰り返して行くうちに大学4年間で

友達への借金40万に。

まぁこれはまだ序章ですよ。


結局大学生がこんな大金返せるわけもなく

そのまま卒業し、社会人に。

社会にでたらよゆーでかえせる。

この考えが甘かった。


社会人になってからというもの、

車の支払いやらなんやら支払いがあるのに

気がつくと残しておかなきゃいけない金も

つかってパチンコへ。

もちろんどんどん支払いが遅れてくるわけですよ。


家には引き落としにならなかったという

書類が多数届くようになり。

母からは疑いの目が。


うるさく言われるのが嫌で

俺は祖母を味方につけた。

というのが、母は基本昼は仕事へ。書類が郵便で届くのは基本昼ごろ。

つまり一日中家にいる祖母に書類を取っておいてもらい

俺に渡してもらえれば母にはばれない。


これを繰り返しやってもらっているうちに

ほとんどの支払いが1カ月遅れに。

そうだ。クレジットカードをつくろう!そうすれば生活を立て直せる!

1カ月だけならクレジットカード使っても大丈夫。

そう思いクレジットカード契約。


このクレジットカードが本当の悪夢の始まり。


パチンコに負けて現金がない。

でも、クレジットカードを使えば

買い物もできるし、外食もできる。

目に見えない金は怖いもんです。


半年たち気がついたら月々のクレジットカードの支払いは毎月10万ほどに。

もちろんクレジットカード以外にも支払いあるわけですが、そこはいつものパチンコで使って足りない。


こんな感じで3年間探した結果。

友達への借金100万。

母への借金50万。

さらに厄介なのが

複数の友達から借りてるため

一度にかなりの額の返済地獄。


そして今現在給料が入って友達に返し。

残りでパチンコ。

もちろん支払いは間に合わない。


そして昨日、とうとう赤い封筒に入った

差押えの書類が。


もう嫌だ。どんなに足りなくて友達に借りて支払おうと思っても、元気を手にした瞬間にパチンコ入ってしまう。結局まけて、また支払いできなくなり

違う友達から借金。


今日も高校の時の友達なら3万借りて

支払いをするはずだったのに。

その3万をもってパチンコへ。

勝てばいい。

結局3万無くなり帰宅。


もういやだ。やめたい。

今の気持ち。でも、結局俺はまた

少しでも金が入ったら行く。

負けを取り返すために。


こんな自分が本当に嫌だ。

パチンコで生活が厳しかなってるのはわかってるのに

なぜか生活を楽にしようと思い

パチンコを打ってしまう。


そう。勝てばいいという考えから。

勝つ保証なんてなにもないのに。


今日借りた高校の時の友達はすごく仲がよかった。


今日借りに行った時コンビニで待ち合わせをしたのだが、


友達が車から降りてきて

俺の目も見ないで


『はいこれ。じゃーね。』

なんとも言えない気持ちだった。


これは初めてではない。

結局借りては返せずにいる友達もいる。

そうなってる人はみんな自分から離れて行く。


パチンコを初めて

借金をして、

パチンコをそれでもして

返せなくなって、

それでも取り返そうとパチンコをして

気がついたら自分を信じてくれる人なんて

いなくなった。


本当に消えてしまいたい。

この気持ちも負けるたびに思っている


でも、また行ってしまう。

少しでも金があれば行っている。


もう人生つんでるよ。


これを読んで1人でも俺みたいなやつ

減ってくれればいいな。


どうせ俺はまたパチンコへ行ってしまうだろうが。


本当に。遊ぶ程度ないいと思う。

全て失うよ。

これは嘘ではなく、本当になにもかも

失うよ。

親、友達、彼女。

依存はなってからじゃ遅いんだ。


だからなる前に本当に

パチンコをやめてほしい。


自分みたいな人を見たくない。

俺の人生はパチンコによって

狂った。





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― 新着の感想 ―
[良い点] ギャンブル依存症がよく理解できないので、 前から興味を持っていました。 [一言] 二十年以上前の話です。 朝起きると、とりあえず、パチ屋へ出掛けます。 十時前だったら、喫茶店へよって、モー…
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