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灰狼  作者: ユダ
出会い
4/4

世界

世界についての説明です。読み飛ばすのもありかなと。


2016/5/27

何も考えず始めたのですが、うまく文章をまとめられないこともあり、一度内容や流れなどをきちんとまとめ、文章にしてから再投稿したいと思います。三日坊主のようでお恥ずかしいですが、これで一度終了とします。一応メモとしては残しておこうと思います。

 私たちが馬車に乗り込むと、やけに背筋の伸びた燕尾服の男が座っていた。背高いなこの人。190㎝以上はあるんじゃないのか?目を閉じたまま黙して座っている。


「キール起きて。紹介するわ。キールよ。この子はオスカーね。飼うわ。言葉も通じるようだし、自己紹介しておいて。」

「ご紹介にあずかりました、キールと申します。フルネームもございますが、故郷を飛び出し雇われている身。キール。とだけ覚えておいていただきましょう。魔物ではなく魔獣ですか。きちんと使役できるとよいのですが。」


 そう言って、目を細めながらこちらを見る。怖い。


「その時はそのときよ。準備ができたら出発するわよ。」


 移動中、エレナは質問を交えながら、知性があるならと色々私に教えてくれた。

 自身のペットに相応しくなるための教育なのだとか。 

 ペットという言葉が引っかかるが、知らない情報を教えてくれるのだ。その身分に甘んじよう。


 まず、この場所というのは地球上ではなかった。そもそも違う星ですらない可能性の方が高い。

 

 この世界には3つの大陸とその大陸の周辺の小島群からなっており、大凡大陸ごとに人間族、魔人族、異人族と呼ばれる種族が住んでいる。それぞれ異なった文化を持ち生活しているそうだ。

 昔、異人族は亜人族とも呼ばれていたが、蔑称だということで異人族と呼ばれるようになったとか。

 

 その他、知能を持たない魔物がおり、その中でも突出した個体を魔獣と呼ぶ。

 

 亜人族と呼ばれていた種族、が人間族と魔獣の間に生まれた子孫だなどといわれ差別があったものの、魔獣とは全く違う種族だと証明され異人族と呼ばれるようになった。数世紀は立っているらしいので、ほぼ差別はないのだとか。ごく一部頑なにも認めない人もいるらしいが。

 また、種族ごとにも細かく部族が存在しており、異人族なんかだとその差ははっきりとしているらしい。

 

 大陸ごとに分かれているとは言うものの、遥か昔の種族大戦が終わってから長い時間がたっていることもあり、それぞれの故郷である大陸を捨て別の大陸へと移住している人も多く、それぞれ多数派であるという程度になっている。

 


 それぞれの種族の特徴として、魔人族は別に魔物というわけではなく、魔力を扱うことができるので魔法が自由に使える人という意味らしく、力という点では人間族に劣るものの魔法という強大な力を持つ故、全体的に個人主義が強いということ。


 異人族は、種族という分け方をされているものの、始祖の魔術を扱い魔人族に魔法を教えたとされる長命のエルフ族。力が強く、物作りという点では他の追随をゆるさないドワーフ族。獣に似た耳を持ち、力が強いもの素早いものなど様々な身体的能力を持つ獣人族など、全く異なる部族の集合体である。

 かつて迫害された歴史を持つ彼らの結束力は、里に籠りあまり移住することのないエルフ族以外とても固いそうだ。


 そして、人間族。人間族はそれぞれの家系に伝わる能力があるものの、力や魔力は乏しい。

 しかし、集団行動に優れ、武器の扱いにも長けているので、戦闘ではなく戦争という枠組みであれば他の種族と張り合えるくらいの力は持っているとのこと。

 また、弱者ゆえなのか観察眼に優れる人材がなぜか多く輩出されるらしい。

 


 3つの大陸の名前をロデイニア、パノテイア、ヌーナと呼ばれ、それぞれ人間族、魔人族、獣人族が暮らしている。

 世界を回る冒険者のおかげで各大陸の形などの調査は進んでいるものの未開の地も多く、外界に至っては巨大な海魔獣が多く生息しているせいで、調査はほとんど進んでいないらしい。他の大陸も存在しているという学説が徐々に有力になっているそうだ。


 

 因みに、シェフィールド家の能力は金属魔法(某錬金術師っぽくてかっこいい)らしいのだが、エレナは母方の血が色濃く出てしまい、使役魔法が使えるのだとか。

 使役できるのは魔物に限るらしいのだが、能力の強さによっては魔獣でも使役できる可能性がある。

 金属魔法に関しては、細工をするので精一杯だそうだ。


 貴族の家督は一般にその家の能力が一番色濃く発現している人物が継ぐらしいので、エレナは好きなように生きることができるのだそうだ。

 家の繋がりも能力の繋がりが大事なので、母方の能力を継ぐ者は恋愛結婚してもいいのだと顔を赤くしながら語っていた。

 家督を継ぐことがないとはいえ、他の兄弟は男ばかりだったので、別に邪険にされるわけでもなく家族から溺愛されているのだそうな。

 


 大まかな説明も終わり、太陽も頂点を過ぎ傾いてきた頃。

 私たちは目的地であるエレナの家。シェフィールド家の邸宅へと到着した。

 豪邸…。 

 人物説明

オスカー:狼。年齢不明。全長は鼻先からしっぽまでで185㎝ほど。灰色の固い毛におおわれている。人間並みの思考能力を持ち、念話が可能。他能力不明。

エレナ:人間族。16歳。身長162㎝。栗毛、アンバーの瞳を持ち、鼻筋の通った端正な顔立ちをしている。使役魔法に適性を持ち、魔物魔獣を使役できる。金属魔法も使えるがご察し。

キール:魔人族。32歳。身長192㎝。黒髪、黒い瞳。エレナの執事兼教育係ではあるが、忠誠心のようなものはあまり持っていない模様。エレナのことは気に入っているので、普通に言うことは聞く。魔法全般の素養を持つ。



人間族の能力は魔法だけじゃないです。貴族はレアな魔法持ちが優遇されがちなので絞られていますが、庶民は混在化が進んでいるので家族全員が違う能力なんてのもざらです。能力が使える職業に進むのが一般的なため、自然と士農工商が進んでいます。

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