そして彼との出会い。
深夜テンションで歌いながら書いてるとうるさい!って言われます。
「ねえねえ、そこの銀髪のお姉ちゃん、俺らと一緒にいい事しなぁい?」
「奏はあなたがたごときには穢させませんよ!」
「おいおい、そんなに熱くなんなって〜。ま、あとで違う意味で熱くなるか!ギャハハハッ!!」
そういって不良っぽい男たちが俺と雪の身体に触れようとする。
「おい。あんたら何やってんだ?」
「あ?」
「誰かと思えばガキかよ!」
「じゃまだな、、、おいお前ら!こいつを砂にしろ!」
リーダーっぽい男がそう指示すると、手下なのだろうか、3人ほどが『ガキ』にむかって走り出す。手にはバットやナイフなど、凶器を携えている。その時、
(殺す殺す殺すコロス殺すころすコロス殺すコロス殺す殺すころす!!!!!)
私の心に途轍もない殺意が流れ込んできた。
(!!)
『ガキ』と呼ばれた、私たちと同年代ぐらいの男は、その瞬間、近くにあった雲梯の支柱を千切り外すと、不良に向かって振り回し始めた。
「なんで死ぬ前にまた喧嘩しなきゃならねえんだよ!俺はもうキレたくなんざねえんだよ!」
振り回されるただの鉄の棒に当たった不良たちが、まるでボールか何かのように吹き飛んでいく。
そんな曲芸のような喧嘩を呆然と眺めている間に、不良は1人残さず気絶していた。
「あの、、、ありがとうございます。助かりました。」
未だに怯えた顔の麗さんがそういうと、男は、少し上を向くと、
「お前らのためになんてやってねえよ。あ、やべぇな、こりゃ。病院・・・」
そう言い残して倒れてしまった。
「ねえねえ、早く警察と救急車を呼ばなきゃ!」
雫さんが言う。
「いえ、呼ばない方がいいでしょう。」
「なんで?」
「さっきこの方が倒れる寸前に病院・・・と言っていたでしょう?」
「言ってたけれど?」
「その後、私の心にこんな言葉が伝わったんです。」
(病院だ・・・・・・対にやめ・・・れ!またヤ・・・・・・用される!)
「なんか、病院には行きたくないんだな」
とまあ、関心がなさそうな奏さん。
「何があったのかはわからないけれど、ひとまず母さんたちを呼ぶね。」
雫さんが携帯で母を呼んだ
◇◆◇◆◇◆◇◆
ーー帰宅後ーー
「この男の子を、家で看病するって事?」
「はい。彼、悪そうな人ではありませんでしたし、何より病院にだけは行きたくないとのことだったので。」
「天使の言うことだもの、まあ大丈夫だとおもうわ。」
こうして、何者かも分からない男を家に入れることになった。
謎の少年登場ですね!
この少年の正体とは…!?




