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姉妹で買い物に行こう!

バストの話を書いてると自然とスマホの履歴が怪しいことになります。

「みんなー!準備できたー?」

姉貴が言う。


「はーい!」

「できました」

「わかったって。ちょい待て。」

女性陣+α俺がほぼ同時に返事する。


「はいはーい!そこ、静稀!こっそりついてこない!」


「ちぇーっ」


またもやどんまい兄貴。


「「「「行ってきまーす!」」」」


◇◆◇◆◇◆◇◆


「…どんだけ着ればいいんだよ…」


(奏さん、言葉遣いは!?(#`-_ゝ-)ピキ)


(m(。≧Д≦。)mスマーン!!)


俺も1週間特訓したおかげで女言葉とテレパシー顔文字をある程度使えるようになったのだ。えらいぞ、俺!


「で、雫はどさくさに紛れてメイド服を入れないの!」


雫は(´・ω・`)しょぼーんな表情をうかべてメイド服を戻しに行く。

雫と姉貴が俺の服について"ブラウスを…"とか"カーディガンをこうして…"みたいな感じのことを楽しそうに話している。


「あ、そういえば、まだバスト測ってないわね」

と姉貴が唐突に言う。


「そうだそうだ!お姉ちゃん大きいだろうな…」


「雪ちゃんもはか…ごめんなさいっ!」


「いいわよ、もう。自分でもないことはわかっていますし。」


「ちょ、いいって!」


「いいからいいから!」


「すみませーん!係員さーん!この子のバストを測ってもらえませんか?」


「はい。あっ、かわいい…」


「はっ、ごめんなさい!可愛かったものでつい…」


「気にしないでください!奏がかわいいのはあたりまえなんですから!」


「あら、この子、外国人じゃなかったの?」


「私たちの祖父が外国人なのですが、奏だけは隔世遺伝したんですよ。」


「あら、すごいわね!それにしてもオッドアイ…」


「あのー測ってもらえませんか…?」


「すみません、では…」


「あっ、あと、雪のもお願いします!」


姉貴が雪の背中を押す。

雪はバランスを崩して俺に倒れこむ形になった。いい匂いだ。


((w´ω`w)ポォォ)


(いいから立って!)


―――計測中―――


結果は…

 俺…21cm Eカップ

 雪…8cm Aカップ


「双子なのにどうしてこうも差が…」

あっ、雫!それは…


(アトデオボエテテクダサイネ…)


(あーあ、雫やっちゃったね。)


(雫さん、一緒に奏さんを苛めましょう!)


(さんせぇーい!)


(なんでええええええええええええええええええ!!!)


結局、今日だけで何人か諭吉が飛んで行ったことだろう。

めちゃくちゃ服買ったよ。


「よし、近くの公園に寄り道して帰ろう!」


なんかいい予感がしないんだが。


◇◆◇◆◇◆◇◆


「あ!ボス!そこの公園にめちゃくちゃ可愛い女の子いたっすよ!」


「本当か?おいお前ら!襲いに行くぞ!」


―――――――


「な、なんなんですか…貴方たち…」


この時俺は、20分ほど前に"疲れた"などと言って家に帰らなかったことをひどく後悔していた。

不良たち登場!

奏たちはどうやってこの難局を乗り切るのか!

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