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あなたにも加護を授けます

遅れて申し訳ありませんm(_ _)m

更新頻度は落ちますが、今日から更新再開します!

せめて週二回は確立させたいですね!

それに絶賛下落中の日間ランキングもまたかけ登りたいですし、やりたいことが山積みですね!


そして最後に、

すいません、深夜が病院に居た理由、もう少しあとになりそうです。

しかし別に厄介な種も仕掛けもないので、事前に知りたい方はページをスクロールさせて一番下にある『作者マイページ』からメッセージをどうぞ!


ではではどうぞ〜♪

 女神様に耳を塞がれ困惑していた深夜がまあいいか、と落ち着いてから少し経った時。

 深夜は「あ......」と小さく呟いた。


「そういえば女神様、さっき何を言おうとしてたの?」


「......はっ! そうでした!」


 深夜の問いに、女神様はそうだった! と言わんばかりに目を見開らく。

 深夜は時々思う。


(女神様って、実はアホの子なんじゃないだろうか......)


 そんな失礼なことを思われているとも知らず、女神様は口を開いた。


「シンヤ、実はあなたのクラスメイト達が......」


「________ルークスキアに召喚されて、元の世界の位置関係から俺はここに飛ばされたんだよね?」


「......知っていたんですか?」


 何故といった様子で首を傾げる女神様に、深夜はリュウさんと考察して導き出したことを彼女に伝えた。


「そうですか、では本題に入りましょう。

 シンヤ、召喚された彼らには、私からある程度の加護を授けました。どれも鍛錬を詰めば魔王に勝るとも劣らない力を得ることができるものです」


 それは深夜にとって、非常にありがたい内容だった。

 今まで彼は、クラスメイト達を影から助けていこうと考えていた、しかし助けるべき存在が自ら戦える戦力を有しているのであれば、ある程度は自由に動ける。


「ありがとう、じゃあこれで皆もある程度戦えるわけだ」


 でもさ、と深夜は一つ気になったことを女神様へと尋ねた。


「それって、この世界のパワーバランスを壊したりしないの?」


「可能性はありますが、異なる世界から来た者たちをこの世界で死なせる訳にはいきませんから」


 その言葉に深夜は笑う。

「どうしました?」と怪訝な顔をする女神様に向かって彼は言った。


「いや、女神様は本当に優しいなって思ってね。普通神様くらい偉い存在になったら、人間みたいな矮小な存在なんてどうでもよくなるんじゃないかな?」


「べ、別に優しくなどありませんーーーー当然のことをしたまでですっ!」


 褒められることに慣れてないのか、女神様は深夜の言葉にわたわたと顔を赤くした。深夜はそれが面白くて、さらに彼女を褒め殺しにかかった。





『............はぁ。シンよ、そろそろ続きを話してもらったらどうだ?』


 リュウさんがそう助け舟を出した時には、女神様は頭のてっぺんからつま先まで茹で上がっていた。

 やっとで止められた褒め殺しに、彼女は「ふしゅぅ......」と声を上げぺたんと座り込んだ。


(や、やり過ぎたかなぁ......)


「ごめん、女神様。少しやり過ぎたかも......」


 深夜は苦笑いで手を合わせた。


「か、かもではなく完全にやり過ぎですっ!」


 深夜は涙目の女神様に睨まれながら、手を貸して彼女を立たせた。





 それから一分ほど後。

 やっとで赤面が直った女神様は、こほん、とその雰囲気を一変させた。

 そして、


「......シンヤ、あなたにも加護を授けます」


 え、と深夜は呟く。

 なんせ今自分は神なのだ。クラスメイト達同様に加護が貰えるなどとはこれっぽっちも思っていなかった。


 そんな彼の思考を読み取ったように、女神様は微笑む。


「大丈夫です、流石にそこまで強力なものは与えません。与えるのは......」


「与えるのは?」




「________もしもの時のためにシンヤがいつでも私と交信できる加護と、もしもの時のために私がシンヤの元にすぐさま転移できる加護と、もしもの時のために私が遠方からシンヤの傷を治療できる加護の三つです♪」




「過保護っ!? 過保護だよ女神様!!」


 物凄く嬉しそうにそう報告する女神様に、深夜は思わず突っ込んだ。

 すると女神様は「いえいえ、命の恩神に施す最低限の処置ですよ?」とその突っ込みをくらりと躱した。


「それではシンヤ、ちょっとしゃがんで下さい」


「ん? こう?」




 ________________チュ




 しゃがみこんだ深夜に、女神様は口づけ(・・・)をした。


「..................え?」


 深夜の思考が、停止した。


 少しして彼女が唇を離すと、口づけされた彼のおでこ(・・・)が黄金色に輝きだし、十秒間ほど輝いた後、その光を収めていった。


 そこまで経って、深夜の頭はやっとでスタンから解放された。

 そして、


「な、なな、なにやってるの女神様ぁ!?」


「しょ、しょうがないんです! 同格である神に加護を施すにはこうするしかなかったんです!

 元々加護とはその神の神気に効果を付属して対象へと授けるものですからっ、お互いに干渉力の高い神同士では直接流し込むしかないんですぅ!」


 それならばもっと手の甲とかで良かったんじゃないかとか、せめて事前に一言言って欲しかったとか、言いたいことがありすぎて何も言えない深夜にーーーー今更ながら自分がやったことの大胆さに悶える女神様。


 そんな威厳もへったくれもない神様二柱を見て、リュウさんは一言呟いた。



『............何故だろうか、目の前に百合の花畑が見える......』



 そのリュウさんの一言に、深夜の表情が凍りついた。

 なぜ異世界の龍であるリュウさんがガールズラブを表す言葉を知っているのかなどの突っ込みには目もくれず、深夜はまるで壊れたロボットのようにギ、ギギ、とリュウさんの方を向く。


『む、むぅ......!?』


 何故かとてもにこやかに自分の方へと振り返る深夜の笑顔にえも言われぬ迫力を感じたリュウさんは、低く呻いた。

 そして深夜はその口を開く。


「ねぇ、リュウさん。俺の性別って、どっちだと思う......?」


 答えなければ殺られる、そんな根拠のない恐怖に突き動かされて、リュウさんは恐る恐る口を開いた。


『お、女子おなごでは......ないのか......?』


 その答えに、深夜はぷるぷると震え出した。そして同じく震える声でぽつり、ぽつりと言葉を漏らす。


「確かに、元々どっちかっていうと女顔だけどさ......確かに、ここ五ヶ月間くらい髪切ってなくて腰ぐらいまで伸びてるけどさ......確かに、身長は同年代よりは低いけどさ............」


 それでも、と深夜はその拳を強く握りしめ、


「________俺は男だよっ!!」


『ぬあぁぁぁぁぁ!?』


 割と本気で、リュウさんの顔をぶん殴った。ちなみにリュウさんの子供はもう目を覚まし、先の深夜の威圧によって縮み上がり、今は女神様を盾にするように深夜から隠れている。



 吹っ飛ばされていくリュウさんの叫びが、周囲へと木霊しながら徐々に小さく成っていった。




如何だったでせうか?


場面が進まない......orz

あ、感想がもうすぐ50件になりそうです!

皆様本当にありがとうございますっ!!

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