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8/16

ちゃんと"一"から

連日投稿ギリギリセーフ!!


日間ランキング3位になりました〜!(どんどんぱふぱふ♪

皆様、本当にありがとうございます!

これからもよしなに〜!!


ではではどうぞ〜



【一人称回想:女神様】


 シンヤの魂を見つけた私は、急いでそれを胸に抱き留めました。生き物の魂というものは、一部例外を除いてほとんどのものが、一定時間を過ぎれば空へと昇って行ってしまいます。

 幾ら神とはいえ、空へと昇った無数の魂の中からシンヤのものを探し出すのは不可能ですから。他意はありませんよ?


 そして私はシンヤの魂を右手に、骸を左手に抱えて、地球(その場)の時間を凍結させて天界へと帰りました。


 え、聞いてない?

 いえ、普段からは流石にやってませんよ? あの時は凄く気が動転していたので、全く気になりませんでしたが......。


 天界へと帰リ着くと、私は儀式場へと向かいました。


 あ、儀式場とは、女神達が新しい業や魔法を試すための場所です。

 え、男神おがみですか? 彼らは今天界に残っていません。噂では、こことは別の時空で新たな世界を創って、「俺様達が神だぜヒャッハー!」なんて好き勝手やっているみたいですよ?


 おっと、話が逸れましたね。


 儀式場へ行くまでの道のりで何人? もの女神や守護者達に悲鳴を上げられましたが、私は気にせず進みました。

 今思えば、白の貫頭衣を血で赤く染めて左手に肉塊を持ってる光景って、完全にホラーですよね......。


 まあ、なにはともあれ私は儀式場へ到着しました。

 初めに、私はシンヤの骸を寝台の上に横たわらせ、その体を丹念に修復していきました。骸はほとんど原型を止めてませんでしたが、奇跡的に部位の欠損などはありませんでしたので、五分後には傷一つない綺麗な体が出来上がっていました。

 そして次に魂を肉体に戻す作業に入ろうとしたところで、


 ________私は彼の魂の、その異常さに気付きました。


 私自身その時まで忘れていましたが、彼が受けたのは、神を殺す為の術式です。


 神でもない者の魂が、何故()()()()()()()()()()()()、と。


 そこで私は、次の作業へと移る前に、先ず彼の魂を調べてみることにしたのです。



 その結果、驚くべきことが、分かったのです。


 ここで、少し例を交えて説明していきましょう。


 薬などでたまに見られる事例ですが、

 罹ってもいない病気の薬を飲んだ人が、逆にその病気に罹ってしまうことがあります。

 シンヤの魂が、正にそれに当たったのです。


 どういう意味と?


 つまり彼の、というよりシンヤの魂は、"神でもないのに神殺しの力を受けて、神へと成ってしまった"、ということです。


 信じられませんか?

 初めは私も、そして体に魂を還し蘇ったシンヤも同じでした。しかしシンヤの体から"あるもの"が湧き出してきて、信じざるを得なくなりました。


 そう、それが、輝く金色こんじきの光、『神気』です。神気は神だけが持つ、神が最強たる所以。

 それは、


 ________シンヤが紛れもなく神に、人から成り上がった『成神』に成ったという、決定的な証拠でした。



 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「________という訳で、シンヤは神への仲間入りを果たしたのです」


『............ちょっと待て』


「なんでしょう?」


 女神様から大雑把に事情を聞いたリュウさんは、少しの間フリーズして何事か考えた後に、試す様に女神様を睨み据えた。


『最高神よ、シンが主を庇って神殺しの術式を喰らったのは分かった。だがそこからの出来事の構成が、はっきり言って甘過ぎる。

 最高神よ、主は何か隠してはいまいか?』


「私はありのままを語りました。何も隠してなど......」




「________そう言えば、神様の神気って、全員が黄金色なの? 」




 深夜が発したその言葉に、場の空気が凍った。


 急激に冷え込んでいく場の空気の中で、リュウさんは考える。


(全員が同じ金色こんじきだと......巫山戯るな......!!

 あれほど強力な神気をもつ神が、そう世の中に居てたまるかっ)


 そう、深夜のあの神気は、数多いる神達の中でも、かなり上位に位置する力だ。その力を全ての神がもっているなど、力のインフレもいいところだ。


 そして今の深夜の言葉の中で、リュウさんが一番引っかかっている所、それは、



 ________全員が黄金色



(本来、神達の神気は、一柱いっちゅうごとに色が異なるものだ。

 しかし今のシンの言葉を考えると、今までシンが見てきた神は、神気が同じ金色だったことになる............。

 今までシンが神気を見たことのある神と言えば________最高神、それしか無いだろう。

 そう考えると、これは............そうかっ! そういうことかっ!!)


 リュウさんは与えられた情報から、深夜が神へと成った事情を、女神様が隠していたその裏にあった事情さえも、完全に把握した。

 そしてすっきりとした表情で、その双眸を女神様へと向ける。


 しかしそれは先程のような睨むような視線ではなく、子供の不器用な愛情表現を温かい目で見守る、親のような優しい目であった。


「な、なんですか......」


 先ほどの視線との余りのギャップに少したじろぐ女神様に、リュウさんは問うた。


『教えてやらなくていいのか? 主が本当は何をしたのか、シンがどうやって神に成ったのかを』


 なっ、と動揺する女神様は、その後諦めたように小さく息を吐く。


「いいえ、いいんです。私はヘタに恩など売りたくはありません。それに......」


 彼女は一度そこで区切ると、素早く深夜の後ろに回り込み、しっかりと彼の耳を塞いだ。


「え、ちょ、女神様? どうしたの?」


 困惑している深夜の後ろで、女神様は、その純白の頬をほんのりと赤く染めて宣言する。




「________それに、シンヤの心は、ちゃんと一から掴みたいですから」



如何だったでせう?

すいません、説明回になったかどうかいまいち疑問です(;^ω^)


個人的にちょっと悲しいお知らせです。

実はあしたから、連日投稿が途切れてしまいます......orz

理由としては、まあリアルが忙しいので!

クリスマス後には再び舞い戻ってきますので、皆様どうかお許し下さい。


ではでは、また近いうちに会いましょう!

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