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ミルクフォーマー(黒)
ゴム付きのシェーバー軸が順調だった頃、松◯電器のSさんが変な物を持って現れました。
小倉のスタバで見つけてきたらしく、ミルクを泡立てる機械だそうです。
確かに、ボタンを押すだけで回転するし、電池の入れ替えで回転方向も逆に出来て便利そうです。
しかしながら、もちろんシェーバー用の軸はそのままでは使用することは出来ません。
この人は、毛玉取り機やツインヘッドのシェーバーやら、面倒な物の改造を依頼してくる常連なので、安易に改造を受けてしまいました。
まずはシャフト(ミルクを混ぜる部分)を取り外し採寸すると20ミリ、シャフトの中の駆動軸が入る部分が9ミリ弱ということが確認出来ました。
滑り止めのゴム付きの部分は途中まで本体に指先がかかっている短くしたほうが、全体長が長くならないので、ブレも少いかなということで短くしました。
こうして、黒スタバは神戸第一で初めて業界に出ることとなりました。
黒スタバは色々と問題のある機体でした。
それについては、後日談で、!