17/109
完成!?
エポキシ接着剤の硬化時間が経過したら、マカロニホースプラグの不要な部分をプラスチック用ノコで切り除きます。
この後の最終チェックで、全てが決まるのでドキドキの瞬間です。
最終形態になったら、最後の回転検査です。
シェーバーに仕上がった軸を挿し、回転させながら油性ペンで先端部分に軽く触れます。この時全周にペン後が付けば、合格です。
半分しか付かないものには、4ミリの棒を挿し込んで、ペン後の付いていない方向に軽く曲げてやります。
この作業を繰り返し、ペン後が全周に付くまで繰り返します。(実は、この調整方法は江戸独楽職人さんが、実際に実施しているそうです。)
それでも、修正の効かないものについては、接続部をドリルで取り除き最初からやり直しになります。
軸長が長くなればなるほど、成功率が下るの厳しい作業です。滑り止めの付いているものだと50%以下も珍しくありません。