新しい円盤(その2)
穿孔機で中心に穴が上手く開けられない問題に悩んでいた時、ガイドが有れば上手くゆくかなと思い裏打ちのPPシートの余り(両面テープを貼ったもの)に穿孔機で穴を開けて裏打ちの中心になるように貼ってみた。
そのままの状態で穿孔機に置き、裏打ちの余りに開けた穴に向けて、ゆっくりと穿孔機のレバーを下ろしていった。
穴は円盤のほぼ中央に開いていて、大成功だった。
成功率も8割を超え、円盤作りのストレスがだいぶ減りました。
でも、0.5ミリのポリカ板では切り抜くのに時間もかかる。
そこで、会社のある材料で何か使えそうなものはないかと探していると、産廃用のゴミ箱に捨てられていた#250のPETを見つけた。(#は業界の略語でμ(1/1000ミリ)のことです。)
ほかにもないかなと探してみると、#188のPETや白PETと他の素材を貼り合わせたものを見つけたので、円盤用の素材として、A4サイズくらいにカットして保管することにしました。
最後のシリーズとして作った円盤の中に、緑色のフィルムが貼ってあるものは表面にIOT(酸化インジウムスズ)が蒸着してあり電気が流れます。
単に透明なPETはネットで購入可能です。A4✕10枚で2000円くらい。(厚さに関係なく)
(現在は、広島在住の某H◯NDAさんが保管してくれています。)