表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/109

優しいお姐さん

AKAKにとっては騙し討ちみたいになりましたが、事前に説明すると緊張するので黙っていました。

DX東寺に三代目東八千代さんが乗っていた時のお話です。

その日は、いずれ浅草でリボンを投げる時もあるから、10mリボンを投げる練習をしようとAKAKを東寺に誘いました。

投げる相手は勿論、三代目さんです。

AKAKには、ベットでのポーズが超少ないお姐さんだから、投数は少ないから大丈夫だよ!もし、失敗しても私が謝るからと伝えました。

当時の東寺は素人興行がメインでプロ興行ではお客さんの入りもまばらでリボンの練習をするには好都合でもありました。

ベットでの投数は去りを含めて3投、オープン用に7投くらい用意しました。

ポーズが少ないと失敗したら取り返しが利かないので、投げるタイミングはしっかりと私が指示を出して投げました。

10mリボンは初という事もあり、リボンを引く時にワタワタしましたが、一応成功したと思いました。

投げ終わった後は巻く作業なのですが、引いた時に捌ききれずにリボンが絡みあって巻きに苦労していたので、リボン捌きの指導もしました。

巻き終わった後、『なんて人に投げさすんですか!』と文句を言われました。どうも、ネットで検索して三代目がどんな立ち位置にいるのかが判ったようです。

でも、これが数年後にAKAKが東京に転勤してから他のお姐さん達に受け入れられるきっかけになるのは別のお話。

公式には三代目東八千代ですが、関係者ばかりの時は襲名前の名前"唯"ちゃんと呼んでいました。4代目はマリア、5代目はかよちゃんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ