リボンデビュー
100話を超えたので、身内のネタバラシ的なお話
2000年の10月のお話です。
ちょうど、葉◯小◯さんが初めてナニワミュージックに乗られた時のお話になります。
葉◯さんは、6月にデビューされて特定の応援さんもいらっしゃらない様でした。
今とは違い、関東から来た踊り子さん目当にリボンを投げたりして近づき、ご飯に誘う輩もおりました。
そんな中、3日目くらいからタンバリンを叩き出した若者がおりました。(私から見ての若者なので、大概は若者です。)
話を聞くと、葉◯さんのV時代からオフ会等に参加していて、タンバリンも当日に買ってきたらしいです。
それから2~3日後にトリの村◯麗◯さんを交えた食事会の席で、葉◯さんへのリボンさんの扱いについての話題になり、今投げている2人だと、葉◯さんが長続きしないよな!となり、村◯さんの応援さんが、『Kさん、AKAKにリボンをさせるからリボンと巻き機を貸してあげてくれる?』と言ってきたので、予備のNサテンのセット(8本×24投)と予備の巻き機を渡しました。
AKAKは左利きなので、下手は確保出来ました。
暫くは、手の空いている誰かが上手に入り、実演指導をする形でリボンを投げさせていました。
失敗したのは、リボンがNサテンだったのと、初心者だったためリボンをキツく癖がついてしまいました。(Nサテンは巻き癖がつかないのですが、Gラインだと巻き癖がつくので、少し緩めに巻く必要があります。)
土日は他に巻いてくれる人がいたので、だいぶ楽をさせて貰っていた様です。
失敗したなと思ったのは、リボンとタンバリンを一緒に始めたためにタンバリンがなかなか上達しなかった事です。
普通はタンバリンがちゃんと叩ける様になってからリボンを始めるのですが、リボンと一緒に始めたために、タンバリンを練習する時間がなくなってしまいました。
貸してあげたリボンと巻き機はそのままAKAKに差し上げました。
その後、大学生が上手のリボンとして立候補して、葉◯隊も両袖2人体制となりました。
村◯さんの応援さんは後に旦那さんになった方です。
私が引退後、AKAKにはシェーバー型の巻き機を2台あげました。
皆さんも引退する時には、巻き機とリボンは後輩に譲って欲しいです。