超キモい観点から語る「すずめの戸締まり」(※「君の名は」「天気の子」「すずめの戸締まり」に関する超ネタバレ注意!!)
「すずめの戸締まり」はこれまで暗黙でタブーとされてきた、東日本大震災を明確に舞台装置に利用した挑戦的な作品である。
しかし、その観点ではマジメな評論がさんざん語っていることなので、ここでは割愛する。
ここではキモ豚らしく、「すずめの戸締まり」のニチャり要素について語りたい。
「君の名は」から世間でヒットし始めた新海誠のアニメ映画であるが、「君の名は」「天気の子」は、いずれもヒロインに隠された要素があった。
「君の名は」のヒロインは、主人公と同年代なのは入れ替わりの状況下のみで、実際は主人公より年上だった。
「君の名は」のヒロインは、年上であるという自己紹介は偽であり、実際は主人公より年下だった。
つまり視聴者は、二回目の視聴では、その点においてニチャりながら視聴する楽しみがあった。
では今回の「すずめの戸締まり」ではどうだっただろうか。
それはクライマックスで提示される。
最序盤で主人公は幼少期の夢を見るが、不思議な空間で出会った「ママ」とも見違えるほどスタイルが良い女性。
それは、まさに数か月後の自分だったのだ。
つまり、主人公はクソスタイルが良い激シコボディのJKだったのだ。
思えば、主人公の身長・体重のプロフィールは、事前のキャラクター紹介からは秘密とされていた。
また劇中において、主人公の身長が明らかに確認できるシーンはほとんどない。
他の登場人物と映る場合は、片方あるいは両方が座っていたりなどで、主人公と身長を比較することは困難である。
その前提に考えると、旅に出た主人公を叔母が案じる心情も理解できる。
つまり、「あんな激シコボディJK前にして種付け交尾我慢できる男がいるわけないだろ」ということだ。
そんなわけで、私は再度映画館へ赴きたいと思っている。
そして改めて劇中の映像トリックを確認しつつも、「この主人公、実はもう赤ちゃん生める身体なんだよなぁ(ニチャァ」としながら二回目の視聴を楽しみたい所存だ。