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生を尽くす命の声

詩 ただ君と生きあがく生の声

作者: 仲仁へび



(少年と少女)


(非力な生命は明日の行方を探し続ける)


(その生命奪う暗き森の中で)


 思いが全て力になる世界だったらよかったのに


「生きたい」


「……生きたい」


「……生きたい!」


 ただ生きたい 君と生きたい

 この 世界で


 絶望しかなくても

 長くは持たなくても


 一秒でも長く


 君と生きていたい


 この世界で生きあがく


 全身全霊 心と命をかけて


(無限に繰り返し続けられた儀式)


(迷い込んだ生贄に強いられる理不尽な試練)


(試されるのは生への執着心)


 二人とも生き残る


 その覚悟は絶対に捨てない


「一人は死んで」


「一人は出られる」


「犠牲になるのはどちら?」



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― 新着の感想 ―
[良い点] ラスト。緊張感を強いられる〆に想像を掻き立てられました。
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