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或る勇者  作者: 入江九夜鳥
辺境の騎士
3/4

3/4  ゴブリンの王

 †


 弓矢の如き速度で、冒険者たちが疾駆する。

手にする武器とその肉体には淡い光が宿っている――魔力を肉体や武器にまで循環させ、強化する闘気術。遠目には夜闇を切り裂く一筋の流れ星の如く見えたかもしれない。


 爆撃魔術によって生まれた空白地帯。そこは一帯が地面剥き出しとなり、焦げ付いた空気が漂っている。炭化し千切れたゴブリンの腕を踏みつけてジェイスもまた走っていた――一直線に、キングへと向かって。


「――ギィッ!」


 爆撃跡を走る一団に向かって、ゴブリンたちが殺到してきた。石斧、棍棒のような原始的な武器や、中には素手の者もいる。

 ジェイスに向かって飛び掛かって来たゴブリンがいた。石斧の一撃を手にした盾で軽々と打ち払い、空いた胴を薙ぐ。鮮血が舞い、そのゴブリンは絶命する。


「ジェイス、相手にすんな――走れ!」

「おう!」


「ギィッ、ギィャアッ――ギガッ!?」


 頭に羽の冠を付けたゴブリンリーダーが斧を振りまわして何かを叫んでいる。部下のゴブリン達がその命令に従おうとした時、飛来した弓矢がゴブリンリーダーの頭を貫いた。

 何事かと動きを止めたゴブリンの部隊に、特攻部隊の三人が飛び込んで行く。


「おら、いくぜ糞ゴブどもが!」


 戦斧を振りまわす大柄の冒険者を筆頭に、三人はジェイスの進行方向から右に逸れて走り出した。三人がそれぞれの得物を振るう度に、ゴブリンの命が次々と刈り取られていく。


「アタイ達も行くよ、気合入れな!」

「オオオッ!」


 また別の三人が、今度は左へと走り出す。

 彼ら六人は囮だ。戦場を引っかき回し、一直線に進む六人に群がる敵の圧力を減殺する為の。


 囮を援護する弓矢が村の方から飛んでくる。炎が舞い氷が軋み岩が砕け風が暴れる。

 六人の囮たちが、裂帛の気合でもってゴブリンの大軍に斬りかかった。金属の瞬きが夜闇とゴブリンの身体そして命までもを切り裂いていく。鮮血が飛び散り――辺りに満ち始める。


 混乱と絶叫と断末魔の中をジェイスたちは走る。

 一直線に、王へと向かって。

 今のところ、作戦は順調だった。理想的といっていい程の展開である。

 最初の一撃でゴブリンどもは浮足立ち、続く突撃によって部隊の体勢を整えられずにいる。魔術と弓矢の的確な狙撃が雑兵を統率するゴブリンリーダーを討ち、混乱は広がるばかり。

 六百もの軍団のただ中にたった六人でありながら、その行く手を阻むことのできるゴブリンはほとんどおらず、たまに居たとしても一瞬で切り捨てられていた。


「キングが――いたぞ」


 ボンクが呟いた。

 目の前。十重二十重のゴブリンの隊列の先ではあるが、確かに一際でかい巨体のゴブリンが、滑稽にも木で組まれた輿の上に座っている。奴隷の様な扱いを受けているゴブリン達に担がせるらしい。

 輿の上でキングがギィギイと喚いている。元よりジェイスはゴブリンの言葉を解することはできないが、それでもキングが怒りと不快を顕わにしているのだけは判った。

 それを見てジェイスはふと、まるで小さな子どもを苛めるガキ大将のようだな、と思った。

 そして次の瞬間、様々なことに合点がいった気がした。なるほど、奴は狭い世界の王なのだ、と。


 見た目からして、あのゴブリンキングの身体は大きい。並みのゴブリンが束になったとしても敵わない。だからこそヤツは森の中で幾つもの集落を纏め上げ、これだけの軍勢を引き連れるに至った。

 だが一方で、奴は人間を知らない。

 この数年、森の中で力を蓄えていたキングは、一方で外の世界の人間たちを深く警戒していたのだろう。狩人たちが森の中で魔物を殆ど見かけないと言っていた言葉が、その裏打ちとなる。狩られ続けるゴブリンの本能か、それとも伝承の様なものがあるのかは知らないが。兎に角キングは、人間を警戒するあまり、その危険性について殆ど無知なのだ。

 そして愚かにも、今回数をのみ頼りに森の外へと出て来た。

 人間を襲いに。まだ出会ったことの無い、森の外の外敵を襲いに。

 このゴブリンキングの世界は狭い。森の端から見える小さな村が、人間の全てだと思っているのだろうか。外の世界の全てだと思っているのだろうか。

であるならば、尚更滑稽だ。


 ジェイスは、他にキングと冠される魔物に出会ったことは無い。だが噂に聞く他のキングの恐ろしさと用心深さと比べても随分と甘いと断じる以外にない。

 特攻部隊の中でも、この六人は最も熟達した戦士である。闘気を纏った彼らの刃にかかれば、十や二十程度のゴブリンなど、巻き藁を切り裂くが如く。


 このまま、滑稽と暗愚に塗れて死ね、ゴブリンの王よ。


 六本の刃が閃き、その先端がキングを護る最後の肉壁を突き崩した。

 そして彼らが一斉にキングへと迫ったその瞬間、横合いから、疾風の勢いで飛び込む影があった。先頭を走っていた三人が吹き飛ばされる。

 割り込んできたのは、ゴブリンたちの中でもまた別格である存在、ゴブリンジェネラルだ。巨大な槍を振りまわし、キングと冒険者たちの間に立ち塞がる。


「ギシィ……!」

「いけ、ボンク、ジェイス! こいつは俺らが引き受ける!」


 吹き飛ばされた三人がすかさず立ち上がり、ジェネラルに向かって飛び掛かる。

 ジェイスはジェネラルの横を通り抜けようとしたその瞬間、剣を一閃させる。手にした槍で防がれたが、隙を生み出すには充分だった。三人の冒険者たちが、その隙を目掛けて刃を振るう。たちまちジェネラルは防戦を余儀なくされた。ゴブリンとはいえ上位個体ともなればたった三人で当たるのはかなりの危険を伴う。僅かばかりの援護だったがそれで十分だったようだ。一瞬、冒険者の一人と目が合う。彼は口の端を笑みの形にして応えた。

 彼らは彼らの役割を負った。ならばジェイスもジェイスの役割を全うしよう。


 最後の護衛ゴブリンを一合で斬り捨てて、ジェイス達三人はついにキングの前へと辿り着いた。

 背後ではジェネラルと冒険者たち三人が戦い、左右では囮の六人が奮戦している。村からも援護射撃が間断なく降り注ぐ。一時的ではあるが、いまこの瞬間、ゴブリン軍内部において混乱は頂点に達しており、周辺にキングの助けになり得る部隊はいない。


 ジェイス達の存在を認めて、鬱陶しそうに、キングが輿から降りた。

 まず感じたことは、大きい――ということだった。文字通り見上げるほどに――大人二人分の身長はあるだろう。縦にも、そして横も、厚みもある。圧倒的な存在感だ

 また、体格同様に体内に渦巻く生命力が桁違いだ。手にしている武器も巨大な石剣である。

 最早分類として、邪人族(ゴブリン)という枠では納まりきれないのではないだろうか。事実学者の間では、キングという存在は、たまたまその種族に生まれた突然変異、さもなくばキングという名の別種族ではないかという意見すらあると言う。


 だが、そんなことはもはや瑣末なことだ。

 要点は簡潔にして簡明。キングを殺らねば、村は蹂躙されて終わる。


 駆け寄せる勢いそのままに、槍士メルバースが飛び込んだ。同時にジェイスとボンクは左右に別れ、腕や足を狙う。

 硬い音が響いて、最初に飛び込んだ槍士が吹き飛ばされた。空中で体勢を立て直し、着地する。その間にジェイスが脚と腕を切り裂いた。硬い――皮膚が、ゴブリンのそれとは全くことなる硬さを有している。切り落とすつもりが、浅く傷つけただけだった。

 ブウンと唸りながら、石剣が振るわれる。力任せの一撃。回避。叩きつけた衝撃で地面に亀裂が走り、足元が揺れた。何と言う膂力。ジェイスは体勢を立て直しながら剣を構えるが、内心で冷や汗を流していた。受け流すことすら難しい石剣の一撃。まともに食らえば縦でも横でも、力任せに両断されてしまうだろう。

 ジェイスにキングの意識が向いたところに、ボンクの剣とメルバースの槍が別方向からキングに襲いかかる。三人は連携し、決して一か所に固まらないように位置取っていた。キングを三方から取り囲み、一人が正面を担当している間に他二人が攻撃を加える。互いに視線を交わし、意図を読み取り連携する。大きく飛び退ったかと思えば、他二人が突撃する。キングの意識が突撃した他方に向いたら、今度は自分が突撃の一撃を見舞う番だ。

 そうやって少しづつ、少しづつではあるがキングの体力を削っていく。


 夥しい量の血液がキングの身体を流れるようになった頃、事態に大きな動きがあった。


「ブルゥアガァッ!!」


 怒りを帯びた咆哮とともに繰り出された一撃を、槍使いのメルバースが避けた。

 だがそれは、キングの仕掛けた罠だった。叩きつけられた石剣の陰から、もう一方の腕が伸びる。回避から隙をついての一撃を狙っていたメルバースは不意を突かれ、その腕をかわすことが出来ない。脚を握られ、あっという間に空中に逆さ吊りにされた。


「うおおおッ――ガハッ!」

「メルバース!」


 まるで人形を振りまわす子どものようだった。

 だが、人形などではなくそれは人間であり、振りまわしているのはゴブリンの王である。脚を掴まれたメルバースは振り上げられ、勢い良く大地に叩きつけられた。

 ジェイスの耳に重い音が響く。人間で大地を殴打する音だ。およそ、人体が奏でて良い音ではない。そしてメルバースはあらぬ方向へと放り投げられる。

 頭上を越えて飛んで行くメルバースを助ける事も、その飛んで行く先を目で追いかけることすらジェイスには許されなかった。薄情なのではない。キングがジェイスの事を次なる獲物として見定めていたからである。

 キングが突進してくる。先ほどのメルバース同様、回避際を狙われる恐れがあるから、その右手に握る石剣の外側へと逃げるべきだ。だが、位置が悪い。外に逃げる拍子を外してしまった。


「くっ!」


 ジェイスは石剣の内側へと跳んだ。一瞬の後、半歩隣に叩きつけられる石剣。衝撃に脚をとられ、身動きが一瞬できなくなる。キングはそれを見越して――伸ばされる左腕。


「させっかよ!」


 横合いから流星のごとく飛び込んできたのは、ボンクだった。全身を闘気と精霊の加護で強化したその一撃。ボンクの手にした剣が、ジェイスに向かって伸ばされたキング左手首を見事貫いている。


「ギッ、ギュイィッ」


 キングが苦痛の悲鳴を上げた。右手の石剣を無茶苦茶に振りまわす。ジェイスは辛うじて攻撃の範囲外に出る事ができたが、懐深くまで潜り込んでいたボンクは回避に失敗した。直撃こそ防いだが、鎧の破片を撒き散らして地面を転がる。


「ボンク! 大丈夫か!?」


 ジェイスはその傍に駆け寄った。なけなしの回復薬を振りかけてやると、意識だけは失わずに済んだようだ。だが、右腕が変な方向にネジくれている。身を起こしたボンクが口から血を吐いた。明らかに内臓のどれかを損傷している。

もはや戦闘続行は不可能だ。


「くそ、ジェイス。すまねぇ」

「気にするな。いいからここを離れろ、邪魔だ。立って歩けるか?」

「ぐっ……な、なんとか」


 そうしているうちにもキングが二人の方へと迫って来る。


「借りるぞ」


 ボンクから離れ際、その腰からジェイスは短刀を拝借していた。


「お前の相手はこっちだ、王様!」


 ジェイスが投擲した短刀は、狙い過たずゴブリンキングの右目を貫いた。

 ボンクの方を向いていたキングが、激痛と噴怒の形相をジェイスに見せる。


「ギィィィ……グゥアアア゛ア゛ア゛ア゛!!」


 咆哮。

 顔面を、全身を鮮血に濡らしたゴブリンの王が、その狂貌をジェイスへと向けた。大きく振り上げられた石剣が、ジェイス目掛けて叩きつけられる。全力を込めた一撃に、大地が割れ、陥没する。ジェイスはぎりぎりまで軌道を読んで回避。最早この威力では、ジェイスの力量と武器の強度の両方によって正面から受けるなど不可能だ。たった一人、囮も連携も無しでこの攻撃を回避し続けいなし続け、反撃し、勝利しなければならない。


 護りたければ。

 ジェイスは、覚悟した。


 ジェイスが斃れれば、混乱しているゴブリン軍は立て直してしまう。とはいえこのゴブリン軍もいずれは王国軍や騎士団が討伐するだろうが、それはラッケン村滅亡より後の話だ。

 比喩でも何でもなく、ラッケン村の命運は――ジェイスの双肩にかかっている。ジェイスは、その重みを感じ、覚悟した。

 魔法こそ使ってはこないが、ゴブリンキングのその巨体で繰り出される攻撃は、全てが致命である。武器である石剣はもちろん、殴打に蹴撃、体当たり。無防備に受ければジェイスの命を容易く刈り取る。屈み、飛び退き、走り、大地に身を伏せ空中に身を投げ出す。

 暴風さながらの猛攻を、ジェイスは凌いだ。あまつさえところどころで鋭い反撃を見舞いすらしてみせた。

 石剣の一撃を弾いた時、衝撃にジェイスは吹き飛ばされそうになる。飛び散る火花が儚く散るさまを見て、魔王と戦った勇者シンもこうだったのだろうか、と心の片隅で思った。

 村ひとつどころか、人類丸ごとの命運を背負って見せた勇者さま。

 かつて見た、あの変わり果てた勇者さまのあの姿。

 彼は衆目の前に出る事を拒絶した。名誉より歴史に名を残すことより、安楽の隠遁を求めた。

 だが、彼は――


 そう。

 手足と残りの人生の殆どを失って尚、後悔はしていなかった。

 交わした言葉は少ないが、自分の為した偉業に誇りを抱いていたのを確かに感じた。 

 鬱屈した感情が無かった訳ではないだろう。手足を失って辛くないわけがない。

 だが、それらを全て飲み込んで勇者シンは、彼に憧れて騎士になったのだと告白したジェイスにむかって、


 ――笑ったのだ。


 ゴブリンキングの石剣がジェイス目掛けて襲い来る。振り落ちてくる巨大な石の板を、ジェイスは打ち払った。

 その瞬間、パキンと澄んだ音を立てて剣が唾元から砕けた。

 元より年季ものである。丁寧に手入れはしてきたが、あの石剣の攻撃を受けていなすのは最初から無茶な注文だったのだ。むしろここまで保ってくれたことが奇跡に近い。

 長年の相棒が逝ったことを惜しむ間もない。

 砕けた剣の欠片が舞う。そのきらめきの向こうで、ゴブリンの王が嗤った。顔をしかめて、ジェイスを見下す様に。


 その表情。

 強者の驕りだ。


 勇者シンほどではないが、ジェイスにも村の命運がかかっている。

 武器がない? 肉体ならばまだある。

 剣が無いなら、素手で。脚で。

 それさえ失うならば、噛みついてでも。

 闘気術は元来、素手で闘う武闘士が編み出したものだ。

 ジェイスとて、それなりの期間冒険者として活動し、得物を失い素手での戦いを余儀なくされた経験はある。


「……」


 戦いの嵐の中で、ジェイスは大きく息を吸い――吐いて、もう一度吸う。


 そして、爆発的にジェイスの内側から発する闘気が増大した。髪が逆立ち、心臓の鼓動がより大きく強く。血が体内を恐ろしい勢いで駆け廻り、体中からとてつもない闘気が絞り出される。それは、生命力そのものを燃やしている証拠だった。


 ジェイスはとっくに覚悟している。

 たとえここで命付き果てようとも、この村を――この村の人々を救うのだ。


 その圧力を感じ取り、ゴブリンキングの顔から笑みが消える。武器を失った筈の人間が、自分を致死させうる力を有していることに気付いたのだ。

 キングが、咄嗟に動いた。石剣が袈裟切りに振るわれる。ジェイスはそれを最少動作で回避した――が、ゴブリンキングはここへきて、初めて自己の行動を連携的に行った。力尽くの攻撃ではなく、ジェイスに避けさせて、体勢を崩させるための攻撃。

 大地を打って跳ね上がる石剣が、ジェイスの不意を突く。

 それが真っ直ぐに突き出され、ジェイスの首を目掛けて――


 光が、閃いた。


 硬い物同士が強烈にぶつかり合う音が響く。

 キングには何が起こったのか、判らなかっただろう。だが、命すら闘気に換えている最中、動体視力も底上げされているジェイスには見えた。


 遠くから飛来した剣が、石剣を弾いたのだ。

 

 風の精霊の加護、碧い燐光の残滓を纏った剣が宙を舞っている。くるくると回りながら、砕けた鞘を脱ぎ捨てて、その刃が月の光を反射して煌めいた。

 まるでジェイスを急かしているかのように。


 ジェイスは迷わなかった。

 飛び上がると、剣の柄を掴む。恐ろしく手に馴染む――まるで先ほど失った愛剣のように。

 掴んだ柄から、ジェイスの全身に巡る闘気が剣へと流れ込む。

 

 仕方ない。お前の心意気に免じて、少しくらいは手を貸してやろう。


 剣が、そんなことを言ったような気がした。

 流れ込んでいく闘気が、剣の中で増幅され、研ぎ澄まされていくのをジェイスは感じた。

 いまこの瞬間、この剣は、地上のあらゆる名剣や魔剣を凌ぐ硬さと鋭さを有していることを、理屈ではなく直感で悟る。

 ゴブリンの王が、手にした石剣を振り上げジェイスを迎撃しようと試みる。


「うおおお……!!」


 銀の輝きを纏って大上段から振るわれた剣は、石剣ごとゴブリンキングの頭頂から股間までを、何の抵抗も無く切り裂いた。

 



次回 辺境の騎士 4/4 辺境の騎士

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